2018年8月26日日曜日

8月25日(JST)撮影の火星(IRGB)

25日は、南中前後にシーイングが良い時間帯がありました。肉眼で見た印象は、主模様は私のカスレ気味の目でも見えますが、コントラストは低いです。黄色みがかった南極冠と周囲の暗い縁取りは、はっきりくっきり見えていました。
今回の画像は、近赤外をRに割り付けたIRGB画像です。ちょっと反則気味の画像ですが、晴れていたらこんな画像が得られていたのかな・・・?と想像してしまいます。ちなみに撮影時の焦点距離は16mで、過去最大の拡大率で撮影してみました。シーイングのサポートもあり、ノアキス高地から南極冠にかけての地形がよく写りました。左の上の明るいエリアはヘラスです。右上の極に近くにある明るいエリアは、アージャイル平原でしょうか?そのすぐ左の光点はギャル(Galle)クレーターかも?

2018-08-25 13:22 (JST)
CFF CC400 (400mm-F20 Classic Cassegrain, f = 7,700mm)
ZWO ASI290MM, Wedge prism (ZWO ADC), 2x Barlow
Badder IR-Pass-Filter, 60sec x 12
Diameter=21.9", T=4/5, S=3/5

2 件のコメント:

mead 16inch さんのコメント...

衝をから一か月くらい経とうとしていますが早くも欠けて見えるのですね。もうすぐ火星シーズンも終わりですがまだまだ撮られと思いますので期待しています。

@hasyama さんのコメント...

何回かコメント入れてくれていたんですね。なぜか承認メールが届かなかったので、見過ごしていました。
ごめんなさい。m(_ _)m
視直径はもうすぐ20秒以下ですが、まだまだ十分な大きさで。でも、撮影時間は早くなりましたね。
あっという間と感じです。高度も低いので帰宅後の撮影はしんどいですが、年末にかけて高度がどんどん
高くなるので、意外と長期間撮影できますよ。