2014年10月30日木曜日

今シーズン 初木星!

双望会で受け取った?エネルギーがまだ残っていたのか、久々にスイッチが入りました。たぶん、2014年初木星です。
 ※ 追記 今年の2月に撮影していました。2014年はこれで2回目。 少な!!
ただ、撮影に至るまでは大変でした。鏡筒はばらしたままなので、日付を越えた時刻にも関わらず、鏡筒の組み立てから始まりました。鏡を取り付け、副鏡のセンタリングをしようとしたのですが、暗くて副鏡がよく見えません。懐中電灯をクリップで固定して、なんとか見えるようにしセンタリング完了。その後光軸調整を行ったのですが、作業が終わってピント位置を確認すると、フォーカス位置が滅茶手前でぎりぎりピントが合わない。がっくりするも、副鏡位置をずらして焦点位置を補正。この作業で光軸はかなり狂ってしまい、結果2回戦が始まりました。光軸調整完了後も、行方不明の撮影機材を探し出してきて、結局、テスト撮影が終わったのは深夜の1:30過ぎでした。(=_=) 
布団に入ると朝まで寝てしまいそうなので、居間で仮眠をして4:00に起床。外にでると、あらま!「曇っている」 エ~~
諦めきれないので空とにらめっこしていると、5時過ぎから雲間が広がり、なんとか撮影できました。シーイングは思ったよりよかったのですが、薄雲の影響で露出が不安定だったのが残念でした。

DK125 (318mm, F20) + Kasai 1.5x
DMK21AU618(B/W) LRGB Fiterによる合成画像 各 32msec-120sec
              NIR (>680nm)           32msec-120sec
              CH4 (889nm/18nm)       700msec-120sec ※ 直焦点
動画撮影   FireCapture2.3.21
スタック処理 Autostakkert2.3.021
画像強調   Registax6.1.0.8、Pixinsight 1.8
画像合成   WinJUPOS 10.1.6
色調整     Photoshop CC

2014年10月28日火曜日

双望会2014に参加してきました

なんと、前回更新したのが8月でした。前回のブログは9月に書いたつもりでいたのですが、まさか8月だったとは・・・。
ボケが始まっているのかもしれません。
さて、仕事は相変わらずの状況ですが、2年ぶりに「双望会(そうぼうえ)」に参加してきました。
出発の2日前までは、キャンセルメールを目の前にして、送るかどうか1時間以上悩んでいましたが、努力の甲斐あって? なんとか参加することができました。
機材の積み込みは、出発する日の朝だったのでそれはもう大変でした。今回持ち込んだ機材は、こんだけです。

 ・ DK125    318mm-F20: 月惑星の主力機材です。我が家から出るのは今回が初です。
 ・ OMC-200  200mm-F20: DK125のサブとして持って行きました。
 ・ AP155EDF  155mm-F7: 150mmのHα望遠鏡に仕上げる予定でした。でも、2週間と言っていた部品が2ヶ月
                     経っても届きません。USAは、相変わらずアバウトです。
 ・ Losmandy-Z赤道儀: DK-125用 20年前に購入しました。
 ・ EQ-6赤道儀: OMC-200、AP-155用
 ・ Skymemo(改造品): おまけ

なんだかんだと、かなりの荷物になりました。でも「双望会」には、この程度の機材を持ち込む方がゴロゴロいます。なかには、軽自動車で66cmのドブソニアンを運び込む方までいらっしゃいました。とにかく会場には怪しいオーラーが渦巻いていて、2年ぶりの参加でしたが帰宅した現在もその毒気が抜けなくて困っています。
写真はあまり撮影しなかったのですが、次回はいくつか興味を引いた機材を紹介したいと思います。

ではでは、お楽しみに・・・