2013年12月16日月曜日

12月15日(JST)のLovejoy彗星


EOS60Da、EF200mm(F2.8開放)、ISO1600、1.5min☓8枚

12月15日に撮影したLovejoy彗星です。この日はふたご座流星群ということで、21時過ぎから流星観測していました。その後、明け方にかけて彗星を撮影しました。流星もそこそこ写りましたが、処理が簡単な彗星を先にアップします。
高度も低くなり、光害の影響もあって尾の淡い部分が思ったよりでませんでした。フラットも完全に取り切れていないので、これ以上やると、変なものがいっぱい浮き出てきます。次回は、12月後半でしょうか?



2013年12月14日土曜日

馬頭星雲


Lovejoy彗星を撮影しに行きましたが、彗星が撮影できる頃は曇り空になり結局ダメでした。彗星待ちの間に、撮影したした、馬頭星雲をアップします。
光害カットでCLS Filterを使用していますが、R付近の分高感度特性が、Hα近傍のごく狭い範囲に絞ってあるので、GBに比べてヒストグラムが極端に左にずれます。今まではあまり気にしなかったのですが、カラーバランスを整えようとすると、R画像が極端に強調されてしまいます。パッと見には、Hαが良く写っている画像になるのですが、全体のバランスはあまり良くありません。ノーフィルターもなんなのです、次回は、以前使用したLPS-P2を試してみる予定です。

(12/15 追記)
ヨネヤンさんのアドバイスを元に、少し黄色みを追加してみました。やればできるものですね。 いかがでしょうか? 
と思ったら、会社のモニタで見ると、星雲が真っ赤です。少し微調整しました。やはり、カラーバランスは難しい。



2013年12月2日月曜日

11月30日のLovejoy彗星(C/2013 R1)


BORG125SD(F6)直焦点、Eos60Da+CLSフィルター、ISO800
5min☓12枚、PHD Guidingによる彗星核での自動ガイド、ガリバーにて撮影

彗星に踊らされた11月でした。Lovejoy彗星が予想よりも明るく、ISON彗星が予想よりも暗かったので、結局はLovejoy彗星ばかりの撮影になりました。
それにしてもISON彗星は残念でしたね。近日点通過後の状況は不明ですが、大彗星になる可能性はほぼゼロのようなので、高度が十分高くなる月半ばに残骸でも撮影できれば良し! と思っています。
さて、この画像は、11月30日に撮影したLovejoy彗星です。尾が思いのほか淡く、通常の撮影だとなかなか細かい構造が写りません。125mmのF6を使用して、11月中旬から3回目のトライで、どうにかお見せできるものが撮影できました。ちなみに、彗星の核でガイドしています。
尾の後半は淡いので、光害と若干の月明かりの影響でコントラストが得られません。いつもの無理やり処理で、多少ザラザラになってしまいましたが、真っ直ぐ伸びるイオンの尾が確認できました。
水曜日から、また中国です。週末は、ISON彗星のなれの果てが、見られるかもしれませんね。それはそれで、楽しみな天体ショーです。