BORG125SD(F6)直焦点、Eos60Da+CLSフィルター、ISO800
5min☓12枚、PHD Guidingによる彗星核での自動ガイド、ガリバーにて撮影
彗星に踊らされた11月でした。Lovejoy彗星が予想よりも明るく、ISON彗星が予想よりも暗かったので、結局はLovejoy彗星ばかりの撮影になりました。
それにしてもISON彗星は残念でしたね。近日点通過後の状況は不明ですが、大彗星になる可能性はほぼゼロのようなので、高度が十分高くなる月半ばに残骸でも撮影できれば良し! と思っています。
さて、この画像は、11月30日に撮影したLovejoy彗星です。尾が思いのほか淡く、通常の撮影だとなかなか細かい構造が写りません。125mmのF6を使用して、11月中旬から3回目のトライで、どうにかお見せできるものが撮影できました。ちなみに、彗星の核でガイドしています。
尾の後半は淡いので、光害と若干の月明かりの影響でコントラストが得られません。いつもの無理やり処理で、多少ザラザラになってしまいましたが、真っ直ぐ伸びるイオンの尾が確認できました。
水曜日から、また中国です。週末は、ISON彗星のなれの果てが、見られるかもしれませんね。それはそれで、楽しみな天体ショーです。