2018年9月21日金曜日

ペタヴィウス・クレーター

ここのところ天気が悪いので、7月に宮古島で撮影した画像をあれこれいじくっています。今回は、「ペタヴィウス」です。宮古島にC11を担いで・・・ウソ! ヤマト便で送って一週間こもりました。詳細はいずれどこかで書きたいなと思っています。さて、基本的に宮古島のシーイングは良いです。ピタリと止まるような日はありませんでしたが、多少ゆらゆらしてうても細部がよく見える日が多かったです。東京だったら、「今日はシーイングが良いぞ!」というような条件が、ほぼ毎日続きます。でも、海風とスコールには泣かされました。海風で惑星が視野外に飛んでいくは、天の川が見えているのに、雨がいきなり降り出すは・・・^^; 南国特有の環境に悪戦苦闘しながらも、夢のような一週間を過ごすことができました。来年もいきたいな~(*^^*)。
話が脱線しましたが、この日の月齢はまだ4と小さく、薄明が残る中での撮影になりましたが、このC11で撮影した月面の拡大画像の中では、もっとも解像度が高いものが得られたと思います。撮影時のシーイングはかなり良く、大きな揺れはほとんどありませんでした。やっぱ、シーイングが良いと、すべてが丸く収まりますね。

2018/07/17 19:55
C11(米ORION製)+ Powermate2.5x (F25)
Basler acA2440-75um + R-Filter, 60sec
EQ6赤道儀
沖縄県宮古島にて撮影

2018年9月19日水曜日

9月16日(JST)撮影の火星(IR)RGB

16日に撮影した火星です。前回の撮影から2週間ほど空きました。シーイングはそれほど良くなかったのですが、NIR画像はそこそこ解像してくれました。RGBでのカラー画像は寝ぼけているので、IRをLに割り当てた、なんちゃってL(IR)RGBも並べています。ダストの影響はかなり軽減したと思いますが、影響はまだありそうですね。可視光のコントラストの低さもそうですが、NIR画像を見ても低地にはダストが残っているように思えます。
南中時刻も早くなり、仕事帰りからの撮影は厳しくなってきました。