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2016年12月19日月曜日

ImPPG(Image Post-Processor)のご紹介

ピコ太郎のPPAPみたいなネーミングのアプリをご紹介いたします。
 ImPPG  http://greatattractor.github.io/imppg/index.html
 Tutorial  http://greatattractor.github.io/imppg/tutorial/tutorial_en.html

 Filip Szczerekさんが製作したImPPGと呼ばれるアプリはフリーのツールで、下記の機能があります。
 ・ Deconvolution処理(Lucy-Rechardosn)
 ・ Unsharp Masking処理
 ・ レベル調整、ガンマ設定
 ・ 上記パラメータを複数の画像に適応させる、バッチ処理

基本はこれだけですが、使い勝手が良く、ROIで範囲を絞ればパラメータの変更に画像がダイレクト反応するので、微調整がし易い点が評価できます。開発のコンセプトは太陽のHα画像を処理するためのようで、チュートリアルもHα画像で説明しています。とにかく操作が簡単なので、最近の月・太陽・惑星の一部はこのアプリで処理することが多いです。
 ・ フリーのアプリでDeconvolutionができる点がよい。
 ・ パラメータ用のスライダーが3つあるだけなので、使い方にさほど悩まない
 ・ スライダーの動きにレスポンスよく画像が反応する。 ※ROIで範囲を絞っている場合
 ・ シーイングの悪い日の惑星については、模様の抽出がRegistaxより簡単?
 ・ シーイングの良い日の惑星については、Registaxの方が効果がある?   

ただし、RegistaxのWavlet処理より性能が良いわけではありません。昨年のシーイングが良い日の木星画像を試してみましたが、Registaxで処理した画像の方が解像度はよかったです。処理して気になったのは、鮮鋭化の過程でなんらかのノイズ低減処理が行われている感触があります。Registaxと比較するとノイズにより荒れが少なく、これが良くも悪くも結果に影響しているのかもしれません。

なお、どのタイミングでこのアプリを使用するかですが、私はスタック後の画像をこのアプリで処理しています。その場合、Registaxは使用しません。また処理後に、ステライメージで画像復元処理を追加する時もあります。 ※ 月・太陽の場合は、そのままPS行きですが・・・

ご参考までに( ^ω^)・・・

2016年3月24日木曜日

SER Playerのご紹介

最近のCMOSカメラは10bit以上のADを保有する物が多いのですが、惑星撮影時にaviで保存すると8bitに変換されてしまいます。まぁ、通常のCMOSセンサーで得られる画像のSNRは40~50dB程度なので、理屈からすると十分なはずなのですが、なんとなくもったいない感はありますよね。その場合"ser"形式で保存すれば16bitまでのデータを記録することができます。ただ欠点として、データ量が大きくなるのと、映像が専用アプリで開かないと確認できない点でした。
不便だな~と思っていたのですが、やっぱり世の中は広い。その名もズバリ、"SER Player"というのがありました。ライセンスはフリーのようで、これをインストールしておくと、serのサムネイルが中身を反映した表示になり、Wクリックするだけで動画として再生することができます。撮影した動画の確認が超簡単になるので、お勧めします。また、OS X, Linuxにも対応しています。

 ※ 2025/5/17 リンク先を変更
PIPPを含めオリジナルは見えなくなっていましたが、Free_Astroというサイトで管理されているものが入手できます。