2018年8月26日日曜日

久々の太陽面(26日-JST)

26日(JST)の早朝に撮影した2719群(下)、2720群(上)です。宮古島への準備の関係でC11を赤道儀に載せていたのですが、それも終わりましたので、太陽望遠鏡を再度載せました。ただ、ばらした部品を他のテストなどに転用した結果、一部がどこかに埋もれてしまい行方不明に。チルト用のパーツも見つからないので干渉リングが消えません。撮影前に探索するも、あまりの暑さに途中で断念。機材も触るとやけどするのでは?と思うほどの加熱しています。心臓がやばくなりそうなので、そうそうに撤収しました。^^;

2018/8/26 AM9:37:00 (JST) + 30sec* 6
ISTAR Optical 150mm(F10) H-Alpha
PST Etalon (<1Å) + 150mm Yellow Filter + BF15
ASI178MM(B/W), Televue Barlow 2.5x
Exp. 24msec, Gain 202

4 件のコメント:

じろー さんのコメント...

hasyamaさんの太陽画像を見ていると、活動が低調とかいうのを忘れますね…眼視のFullDiskでは寂しいもんなのですが…。

ところで(その1)
200mmφオーバーのERFが少なくとも一時期売られていたそうです。ご存知でした?
https://www.cloudynights.com/topic/602864-x-mas-aries-two-bands-derf-filters-for-large-solar-telescopes/
ところで(その2)
PSTエタロンのダブルスタック化を構想?実施?した方がいらっしゃるようです。hasyamaさんもいかがでしょうか?
https://observingthesun.wordpress.com/double-stack-con-etalon-del-pst/
これ、何語でしょうか…?絵がなかったら全く分かりません…。
ところで(その3)
本文中に「宮古島」とありますが、ひょっとして7/22(日)の宮古−羽田便に乗っていらっしゃいませんでした?遠目だったのですが、とてもよく似た方を見かけたもので。

@hasyama さんのコメント...

じろーさんへ
ご無沙汰しています。順番があれですが・・・宮古島の件から・・・・
7月22日(日)に、宮古空港→羽田行きに乗っていました。似た人=私でしょうね~~~ 驚)
じろーさんも宮古島に行っていたのですか? それとも到着・・・?
新月期ですから、星見だとは思いますが機材はなにを持ち込んだのでしょうか?
雲が多かったですが、晴れ間にはきれいな星空が堪能できたのではと思います。
私は、火星撮影をしにC11を持ち込んで一週間滞在していました。その時の様子は、「天ガ」に
1ページですが書いています。表紙も宮古島で撮影した画像を採用してくれました。
いや~~ホント ビックリ!
https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A9%E6%96%87%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-2018%E5%B9%B4-09-%E6%9C%88%E5%8F%B7/dp/B07F83JZZB

その1)
そのDERF自体は知っていましたが、もう少し古い情報でした。購入ルートを探したのですがよく
わからず、その後情報も切れたようなので、スポットと思ったのですが、昨年末に再販して
いたのですね。それは知らなかったです。
200mm以上のERFは、下記で235mmが入手できます。ちょうどC9.25対応ですね。値段は高めですが
実は、一枚購入しています。現在、フランジを作成しています。できたらブログにアップしますね!!
https://airylab.com/energy-rejection-filters/
 ※ C8の補正板をERFにした望遠鏡をご存知だと思いますが、同じ会社です。

その2)
この記事は知りませんでした。※イタリア語?
PSTのDS化も検討していて、PSTを2本仕込んでいます。一番簡単な方法は、前後のコリメーション用
レンズを外したエタロンを2個用意して、PowerMateの4x等で合成F30程度にした光学系に取り付ける
方法です。PSTの構成そのままだとF10光学系に縛られるので、Fの短い光学系でも使用できる方法で
検討しています。まずは、レンズを外したシングルのエタロンで、どの程度の性能になるのかを調査
するつもりですが・・・なかなかエンジンがかからないのがナンデスね。双望会があれば、それが
きっかけになるのですが、今年は無いし・・・
これも、なんいか進展があったらブログに載せます・・・^^;

無黒点な上に、猛暑だ火星だ! と太陽からやや遠ざかっていますが、あれこれと夢想だけはして
いました。そんな時にジローさんのコメントが!
これをきっかけに、ちょっとエンジンがかかりそうです。ありがとうございました。(*^^*)

追伸
少し前ですが「ほしloveログ」の投稿でジローさんをお見かけしました。8"でフルパワーを引き出そう
とすると、やはりERFは必要ですね。太陽望遠鏡は、お金がかかります・・・(*_*)

じろー さんのコメント...

やっぱりhasyamaさんでしたか…ご挨拶もせず失礼いたしました。天ガ、久々に買ってみようかと思います。
私も同じ便で帰京だったのですが、私の方は星見メインではない旅行でした。それでも一応28cmのドブと10x50WXは持って行った(大半は宅配便で発送)のですが、出発直前に腰を痛めてしまい、予定していた東の岬の方or伊良部島or下地島での観望はあきらめて、貸別荘(空港から南に車で20分くらいの場所)の前で軽く観望しただけでした(それでも相当楽しめましたが)。以前、石垣島でも感じたのですが、天候は安定しないものの気流の安定性は素晴らしいですね。

235ΦのERFは調達済みですか…これは期待大です。15cmでこれだけの高解像度の画像ですから、23.5cmならどこまでいくのでしょう?PSTダブルスタックと合わせて、今後が楽しみです。繰り返します。「期待大」「今後が楽しみ」です。(笑)

私の方は、あのイマイチなμ180Hαをどうにかしようといまだにもがいておりまして、μ180 + PowerMate2x + レンズ抜きPSTエタロン + ComboQUARKの変則ダブルスタックとかを試しているところです。ComboQUARK単独よりはダークフィラメントが見やすくなったりはしていますが、ComboQUARKが「外れ」なのが如何ともしがたく、どうにも満足いく結果になっていません。まずは実効F値をもう少し大きくする(現状はERFのセル内径で少し絞られているためPM2x付きでF25ぐらい)か、あるいはもう一台PSTを調達してトリプルスタック化とか、ComboQUARKの買いなおしとか、改善案はいくつか念頭にはあるのですが、ちょっと次の手を決めかねています。

ほしぞloveログの主さんとは偶然にも原村星まつりでお会いしたのですが、hasyamaさんのblogは私が書き込む前から参考にされていた、とのことでした。エタロンなどの光学素子に非常にお詳しい方で、私の書き込みはほぼ釈迦に説法だったと分かってめっちゃ恥ずかしかったです…

@hasyama さんのコメント...

星見がメインでない!・・・でも28cmのドブを送り込んでいるのですね。さすが、じろーさん。
私も総重量で80kgぐらいの荷物を、5箱に分けて送りました。ヤマト便だったので約10日もかかり、
着いたのは前日だったようです。ギリギリ間に合いました。
宿泊先は、空港から南に下ったインギャービーチ近くのコンドミニアムを借り切り、庭先のベランダ
にC11を置かせていただきました。庭に出ると満天の星(そこそこ曇りましたが)、そして天の川の下
での惑星撮影三昧! 昼間は、海にも行かず画像処理とお昼寝。なんとも贅沢な一週間を過ごしました。

ミューロン180ですが、苦労しているようですね。C9.25も、予備テストではあんまり良い印象では
ありませんでした。コントラストが低い。熱気の影響なのか画像が乱れると等・・・
焦点距離もあるので、シーイング条件もそこそこ影響します。私の構想では、ERFで減光していたと
しても内部に熱がこもると思うので、その対策が必要かなと考えていています。C11で利用したTECに
よる冷却は、C9.25の冷却の事前テストも兼ねていたのですが、そこそこ効果がありそうなので、
まずはこの方法を試してみようかと考えています。9月後半にはフロントのセルが出来上がるので、
9月中にはファーストライトができそうです。※ 冷却なしかもしれませんが

完成したらブログにアップしますので、また遊びに来てください。
ではでは・・・