2021年4月20日火曜日

TKC 4月18/19, 19/20の流星スペクトル

回折格子をシートタイプからブレーズドタイプに替えてみました。シートタイプは、0次(流星自身の像)が明るいので、流星撮影とスペクトルの撮影を兼用できます。でも、300line/mmのブレーズドタイプの回折格子は、0次がほとんど写りませんでした。画面内で確認できたのは、プロキオンぐらい。その代わり、あちらこちらにスペクトルが確認できます。たぶん、1~2等の恒星のスペクトルではないかと。シートタイプは、0等星ぐらいでないと確認できないので、これは、暗い流星のスペクトルがわんさか撮影できるな!と喜んだのもそこまで。結局、撮影できたのはわずかに3個。シートタイプと差がありません。画角が狭いのも要因の一つですが、焦点距離40mmと50mmの違いですから、そこまで差が生じるとも思えません。しかも、ブレーズドタイプは、ほとんど流星が写りません。朝起きてPCを見ると、なんとも寂しい結果が・・・
スペクトル撮影は、なかなか奥が深いです。



 上 2021/4/19 04:19:37  
       SONYα7S3, ISO AUTO, Sigma 40mm F1.4 + SpeedBooster 0.71x
       回折シート 500line/mm

 下 2021/4/20 00:30:33
  SONYα7S3, ISO AUTO, Zeiss Planar 50mm F1.4 ZE + SpeedBooster 0.71x
  ブレーズド回折格子 300line/mm


   


0 件のコメント: