2012年3月14日の火星画像です。
318mm、f=6,250mm+Kasai x2 shortbarlow (合成F 47)
PGR製CCD Chameleon(B/W)+Astrodon製RGB FilterによるRGB合成
処理は、AviStack2、PixInsught 1.7、PhotoShopCS4。
この日は、シーイングに恵まれてRGBとも解像度が得られました。
この撮影の前後でL画像も撮影していますが、シーイングが良い時は、LRGB
よりRGB合成の方が、高解像度で色合いも良くなります。
火星を撮影する時のポイントは、F値と考えています。 ※ 今回はF47
同じ機材で木星を撮影する場合、F25程度になります。つまり、火星は木星の
倍に近い焦点距離で撮影しています。
目安は、1ピクセルの分解能が所有する望遠鏡の理論値の1/8程度になるよう
拡大率を調整します。このぐらいで撮影すると、暗い模様のエッジ付近の変化が
緩やかになり、画質的には自然な感じに仕上がります。より細かい模様が見える
わけではありませんが、画像処理もやり易くなります。
今回の画像はやり過ぎ感がありますが、久々の好シーイングだったので
あれこれとやっちゃいました。ただ、火星はどうやっても絵画調になってしまのが
難点です。写真に見えなくなってしまい、何度もやり直しているのですが改善
できません。当面の目標です。
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