3月16日の夕日とパンスターズ彗星の観望


パンスターズ彗星を見に、伊豆まで出向きました。視界は確保できたのですが低空のモヤが酷く、対岸が見通せません。風も強く、山肌に沿ってやはり暗いモヤが舞っています。花粉も強烈で、準備以前からすでに戦意喪状態でした。
結局、モヤ+低空を漂う薄い雲の影響で、彗星が確認できたのは、18:37。直焦点で狙っていたのですが、3cmのファインダーでは位置を確認できませんでした。半端に撮影してもしょうがないので、撮影を諦めて8cmの双眼鏡でひたすら眺めていました。核とコマは明るいのですが、尾はごくわずかしか確認できません。心眼で見ると、鉛直方向になにやら背景と異なる光の光芒があるような、無いような・・・
そして18:55に雲の中へ。その後は19時過ぎまで粘りましたが、再度その姿を見ることはできませんでした。
条件が良くないとは言え、印象は小粒の彗星という感じです。今後、彗星自体が暗くなっても、高度が高くなる4月以降の方が楽しめそうですね。

おまけですが、沈む太陽を載せておきます。右に縦1列に黒点が並んでいますが、実際は東西方向に並んでいます。この時期の黄道は、地平線に対して70度以上の角度で交わるので、太陽は横倒しで沈んでいきます。黒点の番号ですが、一番上が1695群でしょうか。中央付近のが1692群です。太陽の縁に近いところにあるのは、1691群なども見えます。面白いのは、黒点の見える位置が、日中の画像とはかなり異なっている点です。多分、大気による屈折の影響かと思います。
ヨネヤンさんが、前日の15日に太陽面を撮影しているので、比較するとその位置の違いがよく分かります。

2012年3月16日17時48分(JST)
Borg SD125mm(F6)、EOS60Da、ISO100、1/4000sec


※ 17日に地球照の画像を追加しました。

2012年3月16日19時04分(JST)
Borg SD125mm(F6)、EOS60Da、ISO800、1.3sec

コメント

米山誠一 さんの投稿…
伊豆なら空気が綺麗なので美しいパンスターズ彗星を撮影されていると思っていましたが、モヤが濃く残念でしたね。
こちらも透明度は良くなかったけど数多く撮影して目一杯強調したので画像化できました。
パンスターズ彗星は高度が上がらないと難しそうですね。
今の太陽の自転軸は西に25度傾いているので、黄道の傾きと合わせると太陽の赤道は地平線と直角以上の角で沈んで行く形になります。
沈む夕日のグラデーションが素敵ですね。
米山誠一 さんの投稿…
追伸:書き漏らしました。リンクをありがとうございます。
@hasyama さんの投稿…
太陽の傾きの件、ありがとうございました。恥ずかしながら、最初にこの画像を見たとき、ヨネヤンさんの画像と黒点の位置が合わないぞ・・・と、まじめに考えてしまいました。頭の中では、ヨネヤンさんの画像のまま沈んでいくイメージだったので。彗星も飽きてきたので、そろそろ惑星に戻ります。