11日が休みだったので、原村に撮影に行きました。当日は、-10℃まで気温が下がり、望遠鏡もかちかちに凍る中での撮影です。一晩中晴天に恵まれましたが、透明度は思ったほど上がりません。これもPM2.5の影響なんでしょうか? 明け方に昇ってきた夏の銀河も、透明度? 薄明? どちらの影響かは分かりませんが、ほとんど確認することは出来ませんでした。
今回は、たぶんこれが最後となるカタリナ彗星と、いくつかの銀河を撮影するのが目的です。カタリナ彗星は、暗さもそうですがイオンテイルがほとんど見えず、ダストテイルのみのなんとも面白くない姿に変貌してしまいました。処理の関係で、撮影枚数の少ないM64からアップします。薄明時刻の40分前から開始したので、50分程度の画像しか確保できませんでした。かなりノイジーなのでデジタル現像をせず、Photoshopで、チマチマ処理しています。全体的にモノトーン調の地味な画像になってしまいましたが、その分、目元だけはDeconvolution処理でパッチリさせてあげました。
AP155EDF(F7)+Telecompresser F5.3 f = 820mm
SONY-A7S ISO6400 (冷却温度-26℃), AXD赤道儀, 原村にて
6 件のコメント:
Facbookよりもきれいですね。一枚目でこのクオリティですからこのあとがとても気になります^^
ほぼ徹夜で、仮眠もチョボチョボだったから半ボケ状態でした。露出の少なかった分ノイズも大きかったので、面倒くさいモードでいいかげんな処理してアップしました。一晩経って見てみると、黒目以外の部分は消し飛んでいるのが分かってなんだなと思い、再度処理しました。今回は中間調を極力残すようにしています。でも色彩はほとんど出ませんでした。残りの画像がこれからです。JPEG1枚だと、中心部以外はほとんど写っていなかったのですが・・・お楽しみに・・・
どうりで。でもあんまりすごいのをみてしまうとショックで撮れなくなってしまうのでほどほどで
お願いします^^;
新しいのアップしました。NGC3718です。
M64、良いですね。中心部の暗黒帯がしっかり描写されており、迫力を感じます。
雪の世界での撮影、寒さが苦手になった私としては、そんな景色を見るだけで凍えて来ます。
ヨネヤンさんへ
M64は、黒目以外の印象はまったく無かったのですが、自分で撮影してみると、スパイラル構造や暗黒帯の微妙な違いが感じられました。いつか大型ドブとかで見時にも役に立ちそうです。しかし、寒かったです。
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