太陽活動は相変わらず低調で無黒点の日が多いですが、プロミネンスに関しては、大なり小なり見えています。この日は、淡いながらもそこそこサイズのプロミネンスが見えていました。シーイングは難でしたが、久しぶりにC9.25を使って撮影してみました。気温が低いのが影響しているのか? 筒内気流の影響は感じられず、その直前に撮影した150mmアクロと同じような揺れ具合でした。 ※ シーイングが悪すぎたのかもしれませんが
解像度を語るような気流ではありませんでしたが、それなりには写ります。好シーイングが下で試してみたいのですが、なにせ週末に条件が良くないと撮影できません。太陽撮影は、そこがネックです。
2019/02/03 11:59:52 (JST)
Celestron C9.25 (235mm, F10)
ERF: airylab 230mm D-ERF
Filter : Modifying a Coronado PST Hα Solar Filter (1Å) + BF15
ASI290MM, Duration=30.010s , Frames captured=973 (30% stacked)
FPS (avg.)=32, Shutter=30.85ms, Gain=350
4 件のコメント:
初めまして。太陽関連でよく見させていただいています。
私のメインはソーラーマックスのDSですが、PSTの改造も面白いと感じてやっています。
中央付近しか解像しないのはやはり同じで、ブロッキングフィルターの径を大きくしても、同心円状にだんだんと解像が悪くなるエリアが分かるだけで、ダメでした。
10cmF10の屈折+PSTですが、BF10だと太陽全景が入るのですが、中心はやや暗めで良解像、その周囲に明るいなんとか解像、その外側に暗いダメエリア、さらにその外側は明るい、のっぺらぼうの光球が見えるという感じです。
ダブルスタック化で手当て出来ればと思うのですが(良像範囲がさらに狭くなるだけの様な気もします・・・;)、2個目のPSTエタロンが筒から外れないので実験機は40mmのままのダブルスタックになっています;
しかし、C9 1/4で太陽は凄いです。やっぱりそのあたりだとERF無しだと怖いですね。
Makiへ
はじめまして。
ほったらかし状態のブログなのに、コメントありがとうございます。
太陽活動も盛り上がってきたのですが、惑星に加えて、最近流星観測も始めたので、
太陽撮影まで手が回りません(T_T)。
10cmF10のPST改で撮影されているのですね。さらにそれのDS化も検討されているとは・・・
実はブログには書いていないのですが、一度テストしたことがあります。でも、結果は
散々でした。PSTを単純に2枚抱かせると、反射光の影響で画像が幾重にも重なってしまいます。
CORONADOのDSも似たような状況になるので、チルトさせて重ならないようにしますよね。同じ
ノリで傾けてたりしたのですが、これがなかなか難しくて、結局途中で諦めてしまいました。
ごく僅かですが、視野中央付近にDSらしきイメージが確認でき、そこのコントラストはなかなか
のものでした。なので、うまく機能させれば、狭い範囲とは思いますが、ハイコントラストな
イメージが期待できます。また、間に偏光フィルターを入れて、反射光を抑えられないか試し
ました。これは、偏光フィルター表面が熱で変色してしまい、失敗してしまいました。ERFで
カットはしているのですが、さらに強力なIRカット等を挿入しないとだめかもしれません。
一番簡単なのは、後段にDaystarのQuarkを入れる方法でしょうか^^; これは試したことがあるの
ですが、そこそこコントラストが得られます。ただし、バックフォーカスがやたら必要になりますが。
夏場のシーイングが良い頃には、太陽撮影も再開すると思います。撮影したらアップしますので、
また遊びに来てください! ※ちょっと長くなりました・・・
こんにちは。
ご返答ありがとうございます。
PST改10㎝F10は鏡筒先端ERFは無しで、PSTの2インチ接続部先端にSvBonyのHα7nmを入れて反射して逃がしてます。これでC8までは問題無く行けてました。(富山のSamさんという方のマネですが。)C9.25も持ってはいますが、さすがにERF要るでしょうね。あの大きなERF、凄いですね!
ただ、C8だと副鏡セルの樹脂部が燃えるか溶けるかしないか怖いのでテストしたのみです。ちゃんとやるなら補正板にハーフミラーコーティングかな、と。屈折10cmだとそのまま鏡筒外へ出ていくのと部材が金属なので大丈夫そうです。(あと、怖いのはレンズ自体が熱で割れる、かな・・・これも焦点外だから大丈夫かな、と。)
PSTのDSは少なくとも40㎜F10のままなら2個直列で、内側の凸と凹のレンズを抜けば一応成立してます。(対物レンズ→凹→①エタロン→②エタロン→凸→プリズムブロック・接眼側)
確かにダブルスタック特有の「真夜中の合わせ鏡」は普通に起きますが、これはエタロンの調整でたいてい逃がせます。2個目エタロンにHαの合いマークをして、1個目を調整して画質を調整後、2個目のエタロンの合わせマークの右から寄せるか左から寄せるか(調整機構のゴムの歪みが押し側と引き側で全然変わるので)で調整してやれば太陽の1/3くらいは使えると思います。(外れたところは暗くなります)
ただ、長焦点でのイメージサークルの狭小化の影響との相互作用は確認出来てませんので・・・。
私の課題は、とにかく分解です(^^;
取れるものもあるけど取れないものもあり、思う通りに行かないです。
接着剤を溶かすという溶剤も使ってみましたが、頑固に取れないです。
最後は大きなパイプレンチで無理矢理やるしかないか、と思っています。
富山のSamさん知っています。C8では一回失敗したものの、諦めずにフィルターを追加して、 ものにしたようで・・・ 私も、C9.25にフィルターを入れて試したことはあるのですが、 筒内気流が悪化するのか、詳細な画像が得られないので諦めました。その後、先端にERFを 追加してみたものの、やっぱりコントラストが上がらないです。今の所、屈折望遠鏡の方が 見ても撮っても楽しいので、反射で追求するのは棚上げしています。 あと、PSTの分解! 富山のSamのブログのコメントで、悩まれているのをお見かけしました。 私も、外せないのが1本あります。でも、ゆるゆると回るものもありました。色々な点で、 作りがアメリカンですね。^^; エタロンが無事に外れて、PSTのDS化が完成するのを、楽しみしています。
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