庭先天体写真家?
都会の庭先で天体写真を撮るおじさんの記録
2011年6月23日木曜日
月面南稜部
6月21日(UT)の撮影です。
梅雨の合間に、初夏を思わせる晴天に恵まれました。 ※ このまま梅雨明けか?
明け方、木星を撮影するか月を撮影するか悩みましたが、結局は、お気楽な
月を撮影。シーイングは悪くはなかったのですが、30cmを生かせるほどの
画像は得られませんでした。
クラビウスから月面南稜までを、モザイク合成しています。画像12枚の合成
なので、実際にサイズは縦横、この2倍あります。
なぜか、やや傾いた構図になってしまいました。
残念・・・
2011年6月4日土曜日
マウロリクス、シュテフラー
3月13日 撮影
月面の高地に位置するクレータです。たまたま目に付いたのを撮影しました。
6枚の画像でモザイク合成をしていますが、スタッキングはAvistack2を使用
しています。
Avistack2は、マルチアライメントが基本ですが、月面のようにエッジのはっきり
した模様での処理結果は、Registaxを凌ぎます。
惑星の処理も試しましたが、シーイングの悪い時の木星や、模様が淡い土星など
は、Registaxより劣り、なおかつノイズが目立つ画像になります。
この画像も、Registaxだと微小なクレータは消えて無くなりました。
月面の拡大撮影には、お奨めです。
星ナビ 2011年7月号に入選。
※ これより軟調に仕上げていますが・・・
2011年5月6日金曜日
月面西縁部
昨年に撮影した、画像です。
月面の西側、いわゆる秤動ゾーンで、月面の首振り運動の
の影響と月齢の関係で、見えたり見なかったりします。
画像左奥、暗がりの奥に"オリエンタル・ベイスン"と呼ばれる
巨大な3重クレータがあります。
この写真では、一番外側の"コルディラ山脈"の縁が写っています。
次の日は、この奥に日が差し込むはずだったのですが、天候不良で
撮影できませんでした。
2011年4月18日月曜日
直線壁etc...
2011年3月13日 撮影
2009/11月、ほぼ同じエリアを撮影していますが、口径が大きくなった分
解像度は上がりました。
残念なのは、影になっている海側をもう少し広範囲に撮影しておけば
よかった点です。
2011年4月6日水曜日
土星のリングにスポークが見えた
土星が衝を過ぎました。そのせいか、リングがとても明るく見えます。
そんな中、4/5_UTの画像にリングに発生した、スポークと呼ばれる暗模様が
映っていました。
2011年3月23日水曜日
アルプス谷
月面の名所、アルプス谷です。
地震後でなんなのですが、3月13日に撮影しました。冬場のシーイングとしては上等
で月面をあちこちと撮影しました。
アルプス谷の底には、蛇行した細い谷があります。幅が500m~1km程度なので、
見かけの大きさは0.3~1"ぐらになります。ちょうど、20~30cmクラス望遠鏡の解像
限界サイズです。ただし長さがあるので、そこそこシーイングが良ければその存在
自体を撮影するのは、さほどむずかしくはありませんが、谷の蛇行具合を明瞭に
写すには、それなりの拡大率と、それに見合うシーイング条件が必要です。
今回は、思ったよりかよく写っていたのですが目標までは、もう一歩という出来です。
とりあえず、記念にアップしました。
シーイングが良くない日が多すぎる・・・
2011年3月7日月曜日
久々の好シーイング(土星と白雲)
2月21日(UT)の土星です。
この日は、久々の好シーイングでした。今年の冬は、とにかくシーイングが悪かったと思います。去年は火星の撮影で盛り上がっていましたが、ここまで酷くはありませんでした。 この日は、ちょうど正面に白雲の発生位置が見え、その姿を撮影することができました。 白雲の活動はやや衰えてきているようですが、その規模はすでに土星の半周以上に及んでいます。シーイングが良くない時期の発生がやや残念ですが、それでも数十年に1回程度の現象のようなので、これからも追いかけていきたいと思います。
2011年1月6日木曜日
土星に白斑(白雲)が発生しています。
土星に発生した白斑から発達した白雲が土星を取り巻き初めています。可視光
ではかなり明るく写ります。近赤外の画像は、可視光ほど白雲が目立ちません。
ただ、白斑の発生源と思われる位置が、明るくなっている様子が分かります。
この日は、冬場にしてはめずらしく、好シーイングでした。
2010年11月13日土曜日
SEBに現れた暗柱?
2010/11/11-14:22:09 UT
IR750nm (半値幅12nm)
木星面で、SEB復活の狼煙となる白斑が検出されました。さらに、11月11日には、
白斑の西側に暗柱が発生しました。
同日に撮影した画像に、それらしきものを抽出しましたが、生憎、シーイングの
影響で解像度が悪く、暗柱状には見えません。
合で発生すれば見ることができなかったので、このタイミングで発生してくれたのは
良かったのですが、シーイング面では厳しい時期になります。
でも、10月であれば悲惨だったかも。ほとんど撮影できないで、他人の画像ばかり
眺めることになったと思われるので・・・
ジャンサン(ジャンセン)クレータ
ジャンサンクレータです。壁平原とも呼ばれている、古いクレータ跡で、リムが
かなり荒れた印象があります。
8月の好シーイングのおかげで、かなり細かいところで写りました。
2010年8月20日金曜日
ハインツエル クレータ
ハインツエルクレータは、3つのクレータが重なって、独特な形状になっています。
8月3日は、好シーイングだったので、木星撮影の合間に月面撮影をしました。
これが失敗で、結局1時間近くも撮影していました。木星撮影に戻ったときには、
すでに大赤斑が正面を通過していました。
でも、月をこのような好条件で撮影したのは久しぶりです。
良い一日でした。
木星
8月16日撮影の木星の画像を、Anthony Wesleyさん風に仕上げてみました。
左は、8月から試している方法で処理した、私好みのハイコントラストな画像です。
右が、Anthony Wesleyの8月18日の画像を参考に処理した画像です。
どちらも、R/G/Bの3画像から再構成したものです。
ポイントは、GB画像に細工して合成画像のコントラストを上げています。
したがって、純粋なRGB合成とは言えません。どちらかと言えば、LRGB処理に似た
画質になります。
フェストーンの青色が出にくいなど、処理に一工夫必要ですが、この方向でもう少し
チャレンジしてみます。
2010年5月29日土曜日
土星
これもC-11です。
シュミカセも、思ったより悪くないです。
土星
土星です。
今回は、C-11で撮影しています。
ティコからクラビウス付近
最近、天気が悪くてなかなか撮影できません。
20cm OMC-200
火星
最接近後の火星です。
20cm OMC-200
火星
最接近前の火星です。
星ナビ入選作品です。
2010/01/26
OMC-200
神酒の海
神酒の海です。
星ナビに入選しました。
20cm PMC-200
「月面の北東部縁」
「月面の北東部縁」
2009/11/23
20cm OMC-200
ポセイドニウス
2009/11/23
ポセイドニウスです
20cm OMC-200
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