金星の1時間の動きをアニメーションにしてみました。
なんとなく、左から右にわずかに動いているように見えます。
この微妙な動きは、金星表面の雲の動きが見えている可能性があります。
金星には、自信を4日で一周してしまうスーパー・ローテーションと呼ばれている
風が、東から西へと吹いています。
この風は、金星の最大のなぞの一つです。なぜか言えば、金星の自転周期は
非常に遅く、1自転に243日もかかります。こんなにゆっくり回転しているのにも
かかわらず、雲の上層部は風速が100mを越えるモーレツな風が吹いている
ことになります。その原因が、未だに解明されていません。
金星探査機の「あかつき」は、このなぞを解くのを一つの目的としていました。
ただ、残念なことに起動投入に失敗し、現在は再度金星軌道の入るための
方法を模索しています。
※ 画像は、南を上にしています。したがって、画像の左が東になります。
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