色々と撮影はしているのですが、処理が追いつきません。
お盆ですが仕事あり、ペルセありで、あたふたするのみ。日付が前後しますが、気にいった画像をアップしていきます。
※ ペルセは曇りましたが・・・
南半球側が賑やかです。いくつかの黒点は、それなりの大きさになってきたので、久しぶりに白色光で撮影してみました。中央右が1818群です。右端が1817群。また、東のリム(左端)から1823群が見えてきました。CaKの画像を見ると、南半球の活動状況が一目で分かります。
1818群を拡大撮影した画像です。Hα画像と並べてみました。拡大率の違いは修正していないので、ご注意を。
下の画像は、1823群です。黒点部の周囲を見てみると、半暗部が均一に囲まれていないがのが分かります。結果、中央が凹んでいるように見えますが、実際、黒点の中心は周囲より数百km凹んでいるとのことです。ウイルソン効果と呼ばれています。
最後は、南半球に見えたダークフィラメントです。一部はリムにかかっているので、その先が小さいプロミネンスとして見えています。たぶん・・・
4 件のコメント:
こんばんは、hasyamaさん。
1823黒点群が凹んでるのが良くわかります。数百キロですか・・・地球人のスケー
ルだとが理解不可能な深さですね。まあ、黒点の大きさそのものが地球より大きい
様ですね。
太陽はダイナミックな観測対象で面白いですね。
昨日は、hasyamaさんが写した部分と同じ場所のダークフィラメントとプロミネンス
が繋がって観える部分を撮影しましたが処理方法がピンときませんでしたが今日の
画像をみて再処理を挑戦しようと思います。
黒点の画像もダークフィラメントの画像も立体的に感じます。
画像がシャープなのと先入観の影響なのでしょう。
活動のピークとしては静かな感じですが、日々変化する太陽面は面白いですね。
ひろぽんさんへ
太陽はでかいですからね。1ピクセルが200kmぐらいですから、数百キロといっても、2~4ピクセル程度です。それでも、日々これだけ違う表情を見せるところが魅力ですね。
太陽の縁の処理は、Hα撮影最大の難所ですね。色々な表現方法がありますが、私は今のところそこからは逃げています(^_^;)。
今回のダークフィラメントの画像は、1枚の画像から、シャドウ部を持ち上げて画質調整しただけです。露出を変えたいくつかの画像も撮影しているので、合成手法をもちいれば、もう少しプロミネンス側を、綺麗に見せることは可能かもしれません。
ヨネヤンさんへ
月や太陽の縁の拡大画像は、探査機の影響もあり、脳内で立体的なイメージを作ってくれるような気がします。最近の処理の特徴は、一部の画像でRegistaxによるWavlet処理をしていません。ほぼPSだけの処理です。エッジが効き過ぎると、模様全体が目立ち過ぎて、全体が浮き上がって見える感じがします。結果、かえって立体感が乏しくなるような気がします。なるべく階調変化を滑らかに仕上げること。擬似カラー時に、輝度に応じて色合いを変化させることで奥行き感を出し、目で見た雰囲気に近づく様な処理方法を、試しています。
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