2013年9月22日日曜日

9月22日(JST)の木星


(追加) Autostakkert-Single


手伝いで引き受けたお仕事が想定外の忙しさで、随分と間が開いてしまいました。なにせ、休日など関係なく中国出張が入るので、どうにもなりません。アイソン彗星の頃まで続きそうなので、ヘール・ボップに続き、大彗星には縁がないパターンになりそうなのが残念です。
さて、今朝のシーイングはかなり良好で、3/5(6/10)ぐらいでしょうか?
 ※ 大きい揺れは無かったのですが、短波長側の解像度はあと一歩でした
ようやく30cmで撮影できるようになり、解像度がワンランク上がりました。

DK125(12.5”-F20) Nikon 1.6x
DMK21AU618 L,R,G,B 各120sec WinJUPOSでLRGB合成

(追記)
ヨネヤンさんにご指摘された、SSTBの件ですが、マルチスタックにすると発生しました。最初は境界の問題かと思いましたが、手動で配置しても同様の結果でした。ならばと、Singleスタックにしてみたのが下の画像です。解像度は多少犠牲になりますが、全体的にスムーズになりました。
今回の件で思い出しましたが、素晴らしい惑星画像を撮影するY氏と、以前お話をする機会がありました。氏の処理は、現在でもRegistx5で行っているそうです。シーイングに応じた画像にはなるのですが、好シーイング時の画像の滑らかさは特筆ものです。今回、それを思い出して試してみたのですが、予想以上に良い結果が出ました。シーイングの良い時は、意外とシンプルな処理が好結果を生むのかもしれません。
惑星画像処理も、奥が深いですね。

4 件のコメント:

ひろぽん さんのコメント...

こんばんは、hasyamaさん。

お仕事お疲れ様です。久しぶりの30cmの画像すばらしい木星像ですね。
解像感もさることながら自然な色合いがなんとも良いです。

自分方は、雲が切れるのを待っていたのですが、疲れがたまっていた
のか日付変更くらいからの記憶がまったくなく鏡筒設置のまま朝を迎
えました(何をしているのか・・・笑)。

Unknown さんのコメント...

手伝い業務、大変そうですね。
アイソン最接近頃時間的な余裕ができると良いのですが。
いよいよ30cmの登場ですね。待っていました。
好シーイングを生かした解像度が高い画像、細部が良くわかります。
ただ、SSTBの白斑が2個に分離している様に見えますが、アライメントのずれでしょうか。
追伸:PSTありがとうございます。

@hasyama さんのコメント...

ひろぽんさんへ
あれだけの精力的に撮影をして、それを処理しているのですから、無理は禁物です。全般的に健康には良くない趣味ですから。(^_^;)
さて、久々の30cmなので処理方法がまったく思い出せません。薄口な画像ですが、コントロールしてではなく、結果としてなってしまったので、まだまだです。再処理して画像も載せておきました。少し滑らかにしています。

@hasyama さんのコメント...

ヨネヤンさんへ
アイソンのピークは、なんとか休むように調整しています。でも、連続しての観察は難しそうでうね。
さてSSTBの白斑の件、ご指摘ありがとうございました。本文に追記しましたが、マルツスタックだと発生してしまいます。別方法で処理すると、見えなくなりました。もう少し調査してみます。
PST、気に入っていただけて良かったです。