12/5早朝に撮影した、C/2013 US10 Catalina カタリナ彗星です。山間部は雪の可能性があったので、GPVで晴れの可能性のあるガリバーに遠征しました。この日は終始快晴でしたがなぜか透明度がいまいちで、星があんまり見えません。シーイングも酷いもので、明るい星がギラギラ輝いていました。ガリバーでは富士山裾野からの出現なので、ある程度の高度にならないと撮影できません。結局はAM5:00からの撮影になり、なんとか20分程度露出ができました。ただ、やはり月の影響は大きく、背景かぶりは酷かったです。処理後の彗星のイメージはイオンテイルがねじねじで、前回の撮影した画像とは大きく異なっていました。断続的に放出されているのか、複雑な紋様を見せてくれます。今後がますます楽しみですね。5cm双眼鏡では、やっぱり尾は見えませんでした。
2015/12/05(JST) 05:04:15~ (30sec x 36pics)
AP155EDF(F7)+Telecompresser F5.3 f = 820mm
SONY-A7S ISO2500, AXD赤道儀, ガリバーにて
コメット基準で合成
4 件のコメント:
彗星撮影お疲れ様です。相変わらずど見事な写真ですね。
いっぱい撮ってその変化をGIF動画でみせてください^o^/
継続的な撮影、頑張りますね。お疲れ様です。
イオンテールが複雑ですね。間欠的にガスを放出しているのでしょう。
今後が楽しみですね。
透明度の悪さは、北京から流れて来ているPM2.5の影響でしょうか。
それにしてもシーイングが悪過ぎます。
長岡君へ
変化が激しすぎるかな、つなぎの画像が無いんだよね。でも検討してみるね。
彗星ですが、徐々に光度と見かけのサイズが改善していくので、これから本番です。
来週が楽しみです。
ヨネヤンさんへ
やっぱりPM2.5の影響でしょうか? 撮影に来ていた方も、空が寝ぼけていてやる気が出ないとぼやいていました。またシーイングは酷かったですね。木星も金星のギラギラ瞬いていました。800mm直焦点でも星が肥大してしまい、ピンぼけのような画像になります。
この日のイオンテイルが大きく湾曲した姿は、ちょっとびっくりでした。海外の画像を見ると、今朝は少し落ち着いたようですが、今後もこのような形状変化をしていくものと思われます。
いよいよい来週から彗星・流星シーズンです。寝る暇がありません!
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