表から見える最大のクレーターが、この画像中央に見えるバイイ(Bailly)です。直径は300kmとのことなので、東京~名古屋間350kmと、さほど変わらない大きさを持っています。ちなみに月面最大のクレーターはヘルツシュプルングクレーター で、直径536kmですが、月の裏側に位置しているので地球からは見えません。今回のバイイのイメージは、月の秤動の関係で細長く見えますが、一週間後にはこちらへの傾きが増すので、もう少し丸く見えます。同じクレーターでも日によって違う形に見えるのも、月面観察のたのしみですね。
4月11日 1:24(JST) 撮影 ※ 上が南東になります
4月11日 1:24(JST) 撮影 ※ 上が南東になります
2 件のコメント:
直径300㎞ですか!どんな隕石だとこんな大きなクレーターができるのでしょうね。
考えると恐ろしいです。宇宙的にはすぐ隣にある月と地球がこんなに姿が違うなんて不思議です。
そう考えると地球が月捕獲説なんてのもありでは?と考えてしまいます。
直径300kmはでかいですよね。バイイの名前は知ってはいたのですが、確認したのは今回が初めてです。位相によっては、もう少しクレーターらしく見えるタイミングもあるのですが、今回は比較的浅い角度からの撮影になってしまいました。長期的には”東の海”を撮影したいのですが、なかなかチャンスがないです。年に何回かのチャンスで、なおかつその時にシーイングが良くないと・・・ 月も真面目に撮影計画を練ると、意外と撮影は難しいです。
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