シラー・クレータ (Schiller)


ご無沙汰しています。こつこつアップするつもりでいましたが、気がついたら一月経過していました。仕事は相変わらずで、連休はトータルで2日間休めましたが風邪でダウンしていたのが、実際のところです。昨日の日曜日は、そう言った意味では、久々の休日になりました。太陽望遠鏡も、復活させたので、週末には撮影できそうです。

さて、久々に月面を撮影しました。「シラー(Schiller)」と呼ばれている細長いクレータです。見るたびに、ゾウリムシを想像してしまいます。このような形になった理由にはいくつか説がありますが、有力なのは、隕石が浅い角度で月面に衝突したという説です。
さて、このシラークレータには思い出があります。
数年前ですが、夜半過ぎに木星?を撮影していた時です。シーイングが良かったので、南東に昇ってきた月を撮影しようと、望遠鏡を向けました。最初に飛び込んできたのが、縁付近にあったこのシラーでしたが、驚いたのはその内部が静止しているかのごとくよく見えたことです。えっと!!思ったのですが、もしや木星もと思ってしまい、再度そちらに振り向けたのが失敗でした。木星方向のシーイングは、あまり変化がありません。再度、シラーに向けると、やはりこちらの方が安定しています。なんにしろこれは撮影しなければと思い、カメラを月面撮影用に切り替えて、「よし写すぞ!」とピントを合わせようとすると、なんとフレーム内に雲が流れているのが見えます。上空を見上げると、西から雲が流れてきて、あっという間に月を覆い始めました。わぁぁぁ・・・しかたない露出開始だ、スタートボタンを押したのですが、すでにクレータは霞んでよく見えなくなっていました。個人的には、人生でもっともシーイングが良かった?と思える日として、記憶に残っています。  ※ 逃がした魚と同じですが・・・

主な地名
手前       シラー (Schiller)
左奥の前側  セグナー(Segner)
左奥の前側  ズッキウス(Zucchius)
      
DK125 (318mm, F20)
PGR Chameleon + IR-Filter, 60sec
Autostakkert2, Photoshop


コメント

米山誠一 さんの投稿…
仕事はまだまだ忙しい様ですね。それにGWに風邪とは大変だったことでしょう。
身体が疲れているのかも。体調に気をつけて下さい。
久しぶりの画像、相変わらずシャープで凄いです。
ただ、部分的にブレた部分がある様に感じます。
同じ時でも、方角によりシーイングが違っていたり、見る対象の大きさによって影響が違うシーイングがあると感じます。
ひろぽん さんの投稿…
こんにちは。

お仕事お疲れ様です。

相変わらず、きれいな処理をされていて、うっとりします。
5/11に私も月を撮影しましたがだんだんシーイングが悪化
して素材の80%が使用不能でした・・・。

太陽の画像楽しみにしてます。また、いろいろ教えてくだ
さい(お体ご自愛ください)。
@hasyama さんの投稿…
ヨネヤンさんへ
ヨネヤンさんはGWが充実していたようですね。ちょびっと羨ましいです。
久々の月面撮影でしたが、モザイク合成する気になれず、シラーをプチ撮影しただけでした。思ったよりかは良く写ったので、もう少し撮影しておけばと後悔しています。
太陽・月面を場所をずらしながら撮影すると、シーイングの影響による片ボケや、視野端のスタック精度の悪い場所を事前に切り取ることで、高精細の画像が得やすくなります。
次回は、気合い入れて撮影する予定です。お楽しみに・・・
@hasyama さんの投稿…
ひろぽんさんへ
シラーのワンカット撮影のみでくじけてしまいました。何十枚ものモザイク合成をこなすひろぽんに、足を向け寝ることが出来ません?
GW中にやりたいことが、何一つ出来なかったので精神的には凹んでいます。(-_-)
土星も気がつけば衝。隣家の屋根ぎりぎりのせいなのか? シーイングがまったく駄目です。