独立した2階建ての観測室案
観測所の構想は2009年から始まりました。当初考えていたのは、上の図のような独立した2階建ての構造物です。見積の結果は、建物だけで500万円。ドームを入れるとナント!750万円。地方ならば、中古で家が一軒買えるのではと思う金額です。嫁さんにお願いできるような額でも無く、速攻で断念しました。震災前の話なので、鋼材が値上がりしている現在では、2割以上高くなると思います。でも、考えてみれば、今より20%程度安くできたわけですから、造っておけば・・・
でも、自宅を中古で買ってまだ4年ぐらいだったので、やっぱり無理でしたね。
その後、しばらくはおとなしくしていたのですが、昨年に再度観測所熱にかかってしまい、今度は低予算でもできそうな案として、下のような構造で見積もりをしました。コンクリート製のピラーをベースに、足場を鉄骨フレームで作製して、観測台を載せる方法です。 ※ 八王子のK様の天文台を参考
しかし、ここで予想外のことが。自宅周辺の業者さんに見積もりを依頼するも、全て全滅でした。自宅まで来て採寸をしてくれたのにも関わらず、見積もりが出てきません。
業者さんが気にしたのでは、コンクリート製のピラー構造の安全性でした。
基礎部まで入れると重量が12tonぐらいになるので、倒れないまでも、地盤の影響でピサの斜塔状態になる恐れがあるとのことです。最終的に、知り合いから紹介して頂いた方が、見積もりをしてくれました。で、結局この1件だけの金額が300万円強。思ったより高い。「建物じゃないのに・・・」とぐずぐずしている内に仕事が忙しくなり、計画がまたも中断してしまいました。 ※ 優柔不断な自分に気付きました
コンクリート式のピラ+鉄骨フレーム
続く
3 件のコメント:
機材も一新ですか?
機材は当面、庭と倉庫の機材を移す予定。来年も会社が黒字なら、新しいのほしいな。
楽しみでね^^完成の暁にはぜひ拝見させてください(*^_^*)
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