シーイングは、19日ほどではありませんでしたが、そんなに悪くはなかったです。
休みなのと、太陽と月以外に撮れるものが無くなってきたので、太陽撮影強化で、蔵に眠っていたグッズを引っ張り出して、あれこれと撮影してみました。
H-alpha : 2016/5/21 AM7:56(JST) +30sec
BORG 125mmSD(F6) * 口径110mm (Yellow Filter),
Daystar-ION (0.5Å), Powermate 4x (fl = 3,000mm)
CM3-U3-13Y3(B/W)
カルシウム吸収線画像
H-Line : 2016/5/21 AM9:25(JST) +60sec
BORG 125mmSD(F6)
Daystar CALCIUM Quark (H-Line 3968.5Å / 0.5Å)
Powermate 2.5x (fl = 1,875mm), CM3-U3-13Y3(B/W)
白色光(535nm)
White : 2016/5/21 AM9:00(JST) +60sec
BORG 125mmSD(F6) * 口径110mm (Yellow Filter)
Safety Herschel Prism(Baader), Powermate 4x (fl = 3,000mm)
CM3-U3-13Y3(B/W)
本日のおまけ 19日撮影のプロミネンス~ダークフィラメントです。
6 件のコメント:
さまざまな太陽を楽しませていただきました。不勉強ゆえそれそれのフィルターワークが
どういったものかはわかりませんがさまざまな波長で観察するといろいろなことがわかりそう
なのはわかりました。
まだまだ蔵出しで面白いものをみせていただけそいうですね^^
色々な波長で高解像度の太陽画像、どれも素晴らしいですね。
カルシウム吸収線画像も撮影できるのですね。まだまだ色々なフィルターをお持ちなのでしょうか?
長岡君へ
太陽は、以外と色々な波長で楽しめます。今回の白色光も、コンティニュアムフィルターと呼ばれている540nm(半値幅10nm)のフィルターを入れて撮影しています。こうすることで、色収差の低減やシーイングに弱い短波長側をカットし、粒状斑のコントラストがあがる・・・らしい(^_^;)とのことです。
それ以外でも、IRフィルターを入れてシーイングの影響を軽減する方法や、やや半値幅が広いですがカルシウム吸収線用のK-LIneフィルターも売っています。 ※ それで撮影した画像があります
http://niwasaki.blogspot.jp/2012/07/716.html
ただの白色光だけでも、これだけのフィルターワークができます。
工夫次第で、色々とできるんですよ! ※ 専用機の方が楽なんですがね (^_^;)
ヨネヤンさんへ
道楽もここまでくると、嫁さんの許容度を超え始めていますが・・・(^_^;)
フィルターはこれだけですが、現在構築している太陽撮像システムをメインしたいと考えています。でも、トラブル続き(準備不足?)でなかなか撮影できません。もったい付けているつもりではないのですが。梅雨前の撮影は無理そうですね。7月テスト撮影になりそうです。
勉強になります。私なりに調べたのですがコロナドのPSTにもカルシウム吸収線バージョンが一時あったようですね。理解としては白斑を観察するのに用いるということでよろしいでしょうか?
奥が深いです。
長岡君へ
それと全く同じではないのですが、より面積の広い活動期が見えているのはたしかなようです。
気を付けたいのは、まったく同じものを見ているわけではない、という点です。白斑は、あくまでも光球面での磁気活動で見えている現象なのに対し、カルシウム吸収線は彩層面の下部(光球面の上空)の活動を見ています。エリアの重複はあるのですが、高さ方向では別ものです。立体的にイメージする必要あり!ですね。
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