久々に自宅でHαを撮影しました。シーイングもそこそこなので、ずーっと放置していた新機材をようやくテストすることができました。
口径15cmHα用アクロマート鏡筒です。一般のアクロマートの設計波長とは異なり、Hα線を基準に設計されているようです。まあどれだけ効果があるのかは不明ですが、とりあえず画像が見るに堪えない・・・てなことにはならなかったのでホッとしています。私のことなので、ぼちぼちペースで素行調査をしていくことになるでしょうか。
今回の画像は、この筒をベースに、以前作成したPSTのエタロンを使ったStage2改造仕様です。前回のBorg125SD(口径絞り75mm)で構成した時よりムラが大きく、端の方はまったく使いものになりません。エタロンの配置がよくなかったのでしょうか? ちょっと気になります。
※ 下の画像が、ほぼ全景。上は切り出しています。
2016/09/02 AM08:10:09(JST) + 30sec
ISTAR Optical 150mm(F10) H-Alpha
PST Etalon (<1Å) + 150mm Yellow Filter + BF10 BF15でした(9/3訂正)
CM3-U3-13Y3(B/W)
シルバー鏡筒に見えますが、納品時は黒色でした。「太陽望遠鏡で黒はないだろ~!!」ということで、厚手のアルミ箔を購入してグルグル巻き付けました。私にしては、頑張った方です。 (^_^)v
9 件のコメント:
15cmHα用アクロマート鏡筒、口径も大きくHα仕様とは、凄そうで面白そうな鏡筒ですね。
駐車場の屋上で撮影されたのですね。これで冬場の太陽も、低高度の火星や土星も問題なしでしょう。
撮影された画像、周辺部の様子が、私の改造P.S.T.と似ています。
800mm直焦点の太陽像は7.2mmなのにP.S.T.のブロッキングフィルタは5mm、周辺部はケラレるのでボケてしまいます。
庭先ではなく駐車場屋上天体写真家さんならそんな間違いは無いと思いますが参考までに。
まぁ入手過程で、色々と問題の多かった筒ですが・・・(^_^;)
現時点でも、光軸等に問題がないかやや懐疑的です。こんど星を見てみます。
ちなみにBFは15mmでした。BF10と書きましたが焦点距離が1500mmなので、BF15にしています。以前BORGで撮影した方がムラが少なかったのですが、750mmに対してBF10だったので余裕があったのかもしれませんね。今回は1500mmに対しBF15ですから、まったく余裕がありません。そのあたりが影響しているのかも。
これ以上大きいサイズだとBF30かな? BF20がちょうどいいのかもしれませんが、無さそうです。価格は超ビックリ! しばらくは無理そうです。
こんな感じでやっていてんですね。鏡筒の感じからするとさすが15cm、フロントヘビーなのですね!
長岡君へ
こんな感じでやっています。ご近所の視線が、日差しより強烈です・・・(^_^;)
ちなみにご指摘のとおり、フロントがめちゃ重いですね。AP155と比較してもかなりの違和感があります。
屋根が無いので、しばらくは出し入れが大変。ニッシンからの連絡はまったくないし、困ったもんです。
すばらしい太陽像です。私は、夜の観測が難しく、昼間も見ることができる太陽望遠鏡に最近興味が出てきた太陽観測初心者です。もともとPSTは持っていました。PSTにデジイチ(EOS60Da)を付けてタイムラプス動画などを撮って楽しんでいました。先日思い切ってラントのLS152Hαを購入しました。購入する前はPSTから期待できる像を予想していたのですが、実際はいまいちです。もともとこの望遠鏡に付いてきたブロッキングフィルターは直径18ミリのB1800というフィルターだったのですが、これを直径12ミリ(B1200)や、6ミリ(B600)に変えたところかなり見え方が改善されました。多くを見たわけではありませんが、見え方の差、特に明るさやコントラストはメインフィルターよりもブロッキングフィルターの性能によるように感じます。因みに直径の小さいものほどできが良いという感じがしています。作製が容易なのでしょうか。PSTを改造しておられる由、PSTのブロッキングフィルターの直径は5ミリですので性能のばらつきも少なく良いものが多いのでしょうね。BF10とBF15をお持ちのようですが、明るさやコントラストに差がありますでしょうか。
すばらしい太陽像です。私は、夜の観測が難しく、昼間も見ることができる太陽望遠鏡に最近興味が出てきた太陽観測初心者です。もともとPSTは持っていました。PSTにデジイチ(EOS60Da)を付けてタイムラプス動画などを撮って楽しんでいました。先日思い切ってラントのLS152Hαを購入しました。購入する前はPSTから期待できる像を予想していたのですが、実際はいまいちです。もともとこの望遠鏡に付いてきたブロッキングフィルターは直径18ミリのB1800というフィルターだったのですが、これを直径12ミリ(B1200)や、6ミリ(B600)に変えたところかなり見え方が改善されました。多くを見たわけではありませんが、見え方の差、特に明るさやコントラストはメインフィルターよりもブロッキングフィルターの性能によるように感じます。因みに直径の小さいものほどできが良いという感じがしています。作製が容易なのでしょうか。PSTを改造しておられる由、PSTのブロッキングフィルターの直径は5ミリですので性能のばらつきも少なく良いものが多いのでしょうね。BF10とBF15をお持ちのようですが、明るさやコントラストに差がありますでしょうか。
yujiさん コメントありがとうございます。 LS152とは、これまた凄いですね。私はまだLuntの製品を覗いたことがないのですが、評判は良いと聞いています。さてお話のあったブロッキングフィルター(以下BF)の件ですが、私も太陽望遠鏡の良し悪しはかなりのところBFの出来が大きいと思っています。実際、PST改造望遠鏡製作の過程でPSTを3本ほどを、部品をとっかえひっかえしてテストしてみましたが、画質に大きく影響していたのではBFでした。ただ私の経験した範囲では、PSTのBFのばらつきは大きいと思っています。低コスト販売する分、多少のばらつきは許容しているのではと考えています。ちなみに、PST改造望遠鏡はBF15を使っています。BF5よりもコントラストが良く、合焦機構の自由度が高いのがその理由です。※BF10とBF15との差はほとんど感じられませんでした。
太陽は極小期に向かっているので、やや寂しいですが9月には11年ぶりのXフレアーも出現していますから、油断ならないですね。最近は、ちょっとさぼり気味ですが、またスイッチが入ったらブログにアップしていきますので、コメントなどよろしくお願いいたします。 ではでは・・・
hasyamaさん、コメントありがとうございます。ブロッキングフィルターの径が小さい方が良いとは限らないのですね。参考になりました。ブロッキングフィルターを選ぶ際に、少しでもよく見えるようなものを手に入れるのにはどうしたらよいのでしょうか。散財するしかないのでしょうかね。新しい写真、楽しみにしています。私もデジイチを卒業したいと思っています。お使いのASI290MMがお勧めでしょうか。購入しても使い切れないかも知れません。今後ともよろしくお願いいたします。
yujiさんへ
太陽望遠鏡をそれなりに仕上げようとするには、やはりお金が・・・^^;
知り合いの方で、よく見える太陽望遠鏡(PST双眼)を製作するため、PSTを
まとめて数本購入して2本選別したとか。余りはヤフオクで売っぱらったようです。
あとは、協栄とかジズコとかは事前評価が可能なので、実視で確認して納得したら
買うとか。太陽望遠鏡を見慣れていれば、ある程度の良し悪しは分かりますから。
あと、BFは使わないときは防湿庫に入れておくと良いです。
こんなところでしょうかね・・・
コメントを投稿