コーカサス山脈先端付近ですかな・・・? シーイングは悪くはないけど、良くもなかったかような。モザイクする予定でしたが、そのような様相だったのでこれだけです。リンネが端っこに写っているのを、ある方から教えていただきました。撮影時は気にもしていなかったのですが、確かにです・・・
2020/5/1 20:54
CFF CC400 (F20), Prime Focus
acA2440-75um, 70FPS, 90sec, AS!3, 20% Stack
2020年5月22日金曜日
2020年5月20日水曜日
SONY α7S(HKIR改造)とOPTLONG L-eNhanceの組み合わせ
2020/01/31 23:01~ (+50min)
30sec x Jpeg 100pics
BORG 90FL, レデューサー0.72× (fl=360mm, F4)
SONY A7S (HKIR改), ISO 4000
OPTOLONG 2 "L-eNhance Filter
Machida, Tokyo , Japan
2020年5月19日火曜日
NGC3643に出現した明るい超新星
M61の超新星で賑わっていますが、NGC3643に出現したSN 2020hvfの方が明るいかもしれません。現在13等前後ですが、この超新星の面白いところは、銀河の明るさが14等級なので、超新星が銀河より明るく見えるという点です。NGC3643自体は2.5万光年程度の小さめの銀河ですが、とはいえ銀河全体より明るく光るって、なんか宇宙ですよね。さらには、周囲にたくさんの銀河が写っているのにも驚きました。しし座に位置しています。ご参考までに・・・
※ NGC3643を囲った円内(銀河の左)の明るい星が超新星です
※ 近傍の星が13.3等なので、現状は13等ぐらいかな?
2020/5/17 21:52~ (JST)
CFF200mm, F8
Cooled CCD SXVR-H694 (0℃), 300sec x 14
ASTRO LPR Type 2 Filter
Tokyo, Japan
※ NGC3643を囲った円内(銀河の左)の明るい星が超新星です
※ 近傍の星が13.3等なので、現状は13等ぐらいかな?
2020/5/17 21:52~ (JST)
CFF200mm, F8
Cooled CCD SXVR-H694 (0℃), 300sec x 14
ASTRO LPR Type 2 Filter
Tokyo, Japan
2020年5月17日日曜日
撮影した画像に注釈を付ける(訳すとこんな感じ)
昨年撮影した、Hickson68エリアに注釈を付けてみました。PixinsightのScriptにある、ImageSolver機能とAnnotateImage機能を使用します。使い方は、私が参考にした「星取り日記」さんのブログを御覧ください。
※ 画像には経緯線も記載されるのですが、方位がそこそこズレていますね・・・^^;
2019/5/4 0:22 ~ 2min x 80pics
AP155EDF(F7)+Telecompresser F5.3 f = 820mm
Nikon D810A , ISO3200, Vixen AXD
前回のM61周辺は、こんな感じです。やはり、方位がズレています。適当に合わせているのがバレバレですね・・・
※ 画像には経緯線も記載されるのですが、方位がそこそこズレていますね・・・^^;
2019/5/4 0:22 ~ 2min x 80pics
AP155EDF(F7)+Telecompresser F5.3 f = 820mm
Nikon D810A , ISO3200, Vixen AXD
前回のM61周辺は、こんな感じです。やはり、方位がズレています。適当に合わせているのがバレバレですね・・・
2020年5月16日土曜日
M61に出現した超新星
2020/5/14 21:03~ (JST)
CFF200mm, F8
Cooled CCD SXVR-H694 (0℃), 300sec x 23
ASTRO LPR Type 2 Filter
Machida, Tokyo, Japan
2020年5月14日木曜日
少し大きめに撮った月
昨年の11月に撮影した月です。拡大撮影が専門?なので、月の全景を撮影するのはあまりないのですが、この日はシーイングが中途半端だったので試しにと撮影したようです。25フレームを合成して構成しました。せっかくなので、でかいまま(それでも元画像の1/4)アップしてみました。でのように表示されるんでしょうね。
2019/11/16 26:03 (JST)
CFF200, Sibert Optics 1.5x, ASI-1600MM, IR642-Pass
60sec x 25pics
2019/11/16 26:03 (JST)
CFF200, Sibert Optics 1.5x, ASI-1600MM, IR642-Pass
60sec x 25pics
C/2020 F8 SWAN彗星 2回目
5月13日早朝の C/2020 F8 (SWAN) 彗星です。前回よりかは彗星らしい姿になりました。相変わらず、あんまり明るくなくて小さいです。双眼鏡でも確認しようとしたのですが、らしきものが見えるような見えないような~^^; 今後も、高度が低いまま推移するので、長い尾っぽ(まだあるのか不明ですが)を撮らえるのは難しそうです。撮影するなら、望遠レンズ(200mm以上)をおすすめします。
※ 追記 画像左が北、彗星の長さは約3.5分程度です。
C/2020 F8 (SWAN)
2020/5/13 03:37~
AP155EDF, .76x CCD Telecompressor (fl=830mm, F5.3)
SONY α7R3, ISO 1600, 10sec x 16
ADX赤道儀
※ 追記 画像左が北、彗星の長さは約3.5分程度です。
C/2020 F8 (SWAN)
2020/5/13 03:37~
AP155EDF, .76x CCD Telecompressor (fl=830mm, F5.3)
SONY α7R3, ISO 1600, 10sec x 16
ADX赤道儀
2020年5月12日火曜日
ようやく木星
久しぶりの木星です。今シーズン2回目の撮影です。1回目は、3月ごろでしたか? 縞が2本写ったぐらいの酷いシーイングでした。
この日はわりかし良かったので、バロー付けてLRGBを撮影しています。でも、次の日はもうちょっと良かったようですが、私は起きられませんでした。残念・・・
2020/5/1 19:01.1 (UT)~, S=3/5
CFF400, F20, Barlow 1.5x
ASI290MM, L : 60sec x 10, RGB : 60sec x 3 each
CH4 : 60sec x 6
この日はわりかし良かったので、バロー付けてLRGBを撮影しています。でも、次の日はもうちょっと良かったようですが、私は起きられませんでした。残念・・・
2020/5/1 19:01.1 (UT)~, S=3/5
CFF400, F20, Barlow 1.5x
ASI290MM, L : 60sec x 10, RGB : 60sec x 3 each
CH4 : 60sec x 6
2020年5月10日日曜日
ティコの強拡大画像
昨年の撮影ですが、月も撮影しています。これは光条で有名なティコの拡大画像です。シーイングが良かったので、惑星撮影なみの拡大率で撮影しました。
2019/2/17 22:29(JST)
CFF CC400 (400mm, F20), 1.5x Barlow (合成F30)
Baader IR-Pass, ASI290MM
2020年5月9日土曜日
C/2020 F8 SWAN彗星 初撮り
超お久しぶりに更新します。
ネタは、C/2020 F8 SWANです。南半球では、5月初めに20°を超える尾が撮影されています。4月の終わりにバーストしたのが要因のようですが、現在は失速気味で光度も停滞気味です。ようやく北半球で観測できる時期なのに、なんとも残念(T_T)
でも、もしやと思い出撃しました。場所は仕事先の神奈川の某所。まぁ、どこ行っても夜中に一人なので密になることなど無いのですが、今回は近場で探しました。あいにく彗星の見える方向には終始雲があり、双眼鏡で眺めても星も見えない。とりあえずバシャバシャと撮影しましたが、気分はあきらめモード。でも、いくつかのコマに、雲の隙間から顔を出した彗星を捉えることができました。しかし、ちっちゃいですね。200mm撮影しましたが、トリミングしてこの大きさです。尾っぽなど望むべくもなく、存在を確認するのがやっとでした。来週から多少条件は良くなりますが、いまのところ大化けする様子はなさそうです。
2020/05/08 03:55 (JST)
Nikon 200mm F2 (F2.8), D810A, ISO400, 5sec
ネタは、C/2020 F8 SWANです。南半球では、5月初めに20°を超える尾が撮影されています。4月の終わりにバーストしたのが要因のようですが、現在は失速気味で光度も停滞気味です。ようやく北半球で観測できる時期なのに、なんとも残念(T_T)
でも、もしやと思い出撃しました。場所は仕事先の神奈川の某所。まぁ、どこ行っても夜中に一人なので密になることなど無いのですが、今回は近場で探しました。あいにく彗星の見える方向には終始雲があり、双眼鏡で眺めても星も見えない。とりあえずバシャバシャと撮影しましたが、気分はあきらめモード。でも、いくつかのコマに、雲の隙間から顔を出した彗星を捉えることができました。しかし、ちっちゃいですね。200mm撮影しましたが、トリミングしてこの大きさです。尾っぽなど望むべくもなく、存在を確認するのがやっとでした。来週から多少条件は良くなりますが、いまのところ大化けする様子はなさそうです。
2020/05/08 03:55 (JST)
Nikon 200mm F2 (F2.8), D810A, ISO400, 5sec
2019年7月28日日曜日
ポア (Pore) を撮影
前回の投稿から4ヶ月も経っているんですね。この間色々ありまして、天体写真であれこれ時間を取られるのに?を感じ、おとなしくしていました。正確には、撮影する気がおきなかったというのが本音です。最近、ようやくエンジンがかかるようになりました。きっかけは、年末に手配していた望遠鏡が届いたからです。でも7月のお天気がこんな状況でしたから、まともな撮影は今回が初めてになりました。この日も台風接近のニュースが溢れていたので悪天候かと思ったら、朝からまさかの日本晴れ! なので、久しぶりに太陽を白色光で撮影してみました。表面の米粒のようなつぶつぶは、粒状斑と呼ばれています。あと、黒いシミみたいなものが見えていたのですが、黒点のたまごでポア(Pore)と呼ばれているようです。このまま黒点に発達するものもあれば、消えてしまうものもあります。太陽は現在極小期の真っ只中ですから、これも消えてしまうかな。相変わらず無黒点な日が続いています。
27_Jul_2019, 9:57.7 (JST)
CFF200_Refractor (200mm, F8) + AstroSolar Safety Film (200mm)
acA2440-75um , 60sec, L Filter
2" Advanced Convertible Photo-Visual Barlow
27_Jul_2019, 9:57.7 (JST)
CFF200_Refractor (200mm, F8) + AstroSolar Safety Film (200mm)
acA2440-75um , 60sec, L Filter
2" Advanced Convertible Photo-Visual Barlow
2019年3月9日土曜日
3月9日(JST)に撮影した黒点(AR2734)
太陽面に、黒点が出現しました。2734黒点群です。久しぶりでしたが、ちょっと小さいですね。昨日は、C1クラスのフレアが発生したのですが、すでに活動は収束してきているとの情報も。ただ、移動性高気圧が通過していることもあり、シーイングはわりと良かったです。 ※ 木星はアカンでしたが・・・^^;
2019/03/09 11:06 (JST)
C9.25 + Barlow 3x (F30) + Daystar ION (0.5Å)
ASI174MM (30sec), 100FPS, stacked 500 frames
2019/03/09 11:06 (JST)
C9.25 + Barlow 3x (F30) + Daystar ION (0.5Å)
ASI174MM (30sec), 100FPS, stacked 500 frames
2月17日の月面(アリスタルコス)
この日は、この時期としては良いシーイングに恵まれ、月面のあちこちを撮影しました。今回アップしたのは、アリスタルコスです。けっこうな拡大率ですが、きちんと解像してくれました。やっぱ、シーイングが良いとこの手の撮影は楽しいですね。
2019/2/17 Aristarchus
CC400 (400mm F20), 1.5x Barlow (F30, 12,000mm)
acA2440-75um , 90sec、IR-Pass Filter
540/5400frm Stack (AS!3), Imppg, PS CC
2019年2月9日土曜日
2月3日(JST) 久しぶりにプロミネンスなど
太陽活動は相変わらず低調で無黒点の日が多いですが、プロミネンスに関しては、大なり小なり見えています。この日は、淡いながらもそこそこサイズのプロミネンスが見えていました。シーイングは難でしたが、久しぶりにC9.25を使って撮影してみました。気温が低いのが影響しているのか? 筒内気流の影響は感じられず、その直前に撮影した150mmアクロと同じような揺れ具合でした。 ※ シーイングが悪すぎたのかもしれませんが
解像度を語るような気流ではありませんでしたが、それなりには写ります。好シーイングが下で試してみたいのですが、なにせ週末に条件が良くないと撮影できません。太陽撮影は、そこがネックです。
2019/02/03 11:59:52 (JST)
Celestron C9.25 (235mm, F10)
ERF: airylab 230mm D-ERF
Filter : Modifying a Coronado PST Hα Solar Filter (1Å) + BF15
ASI290MM, Duration=30.010s , Frames captured=973 (30% stacked)
FPS (avg.)=32, Shutter=30.85ms, Gain=350
解像度を語るような気流ではありませんでしたが、それなりには写ります。好シーイングが下で試してみたいのですが、なにせ週末に条件が良くないと撮影できません。太陽撮影は、そこがネックです。
2019/02/03 11:59:52 (JST)
Celestron C9.25 (235mm, F10)
ERF: airylab 230mm D-ERF
Filter : Modifying a Coronado PST Hα Solar Filter (1Å) + BF15
ASI290MM, Duration=30.010s , Frames captured=973 (30% stacked)
FPS (avg.)=32, Shutter=30.85ms, Gain=350
2019年2月2日土曜日
月面の3D画像を作成しよう2
引き続き・・・
手順6 月面データの読み込みとポイント指定
手順5で選択したエリア以外は不要なので、下記のチェックを外すと、選択エリアのみ表示されます。
メニュー >> ラスタ >> ジオリファレンサーを選択すると、Windowが開きます。
左上の市松模様のアイコンをクリックして、撮影画像を読み込みます。マウス操作で拡大率を変更できます。撮影画像と高さデータのイメージを見比べて、校正しやすいポイントを見つけ、互いの座標を合わせていきます。上の例では、クレータ縁にある小クレータの位置を合わせています。まず、撮影画像でクレータの中心をクリックします。座標の入力画面が現れるので「マップキャンパスより」のボタンを押します。次に、高度データの画像から同じ位置を見つけクリックします。すると座標が入力されるので、問題なければ「OK」を押せば、GCPテーブルという欄に登録されます。この作業を複数点に対し行い、位置を補正して画像と高度データの位置関係を合わせ込みます。画面全体にまんべんなく配置したら、ジオリファレンサーのメニュー画面で「変換の設定」をクリックします。
私の設定は上のとおりです。これ以外の設定は試していません。もっと良い設定があるかもしれませんので、皆さん試してみてくださいね。出力先は、任意の場所でOKです。なお、ダイアログ最下段の「完了時にQGISにロードする」は、必ずチェックを入れておいてください。3D表示作業への移行が簡単になります。設定が完了したら、先の市松模様のアイコンの横にあるPlay(三角ボタン)を押すと、3次元データが生成され、QGISのWndowに生成された3D画像が表示されます。※ 見た目は2Dですが。なお、先の「完了時にQGISにロードする」にチェックを忘れると、この画像は出てきません。
※ 保存した画像を読み込めばいいはずなのですが、なぜかErrorが出てしまいました。
手順7 3D表示
レイヤー設定で、生成されたイメージだけチェックをします。次にメニュー >> Web >> Qgis2threejs >> Qgis2threejs Exporterを選択すると、Qgis2threejs のWindowが開くので、あとはそこでマウスでグリグリ動かせば、任意の角度からコペルニクスクレータを見ることができます。なお、高さ方向の倍率は変更可能です。好みで設定してください。Scene >> Scene Settings >> vertical exaggerationを1.0より大きくします。
※ 下の画像は、1.2
3Dの画像イメージは、FileメニューよりPNG形式で保存できます。また、gltf形式で保存すると、Windowsの3D Viewerでグリグリさせることもできます。
その他
手順6で三角ボタンを押すと、保存先にやはりDEM(*.tif)データが生成されます。このファイルを下記のアプリで表示させることが可能です。
① SpecEyes3D Viewer : Freeのソフト。
操作は簡単ですが、あんまり3D感が出ません。操作の問題かもしれませんが。
② Surfer:地図アプリとしては有名らしい。有償ですが2週間は無料で試せます。
高機能らしいですが、結局はうまく表示できませんでした。色塗りの地図帳のような画像になってしまいます。
価格も高いので、お遊び向けではありませんね。
以上です! ご参考までに!!
手順6 月面データの読み込みとポイント指定
手順5で選択したエリア以外は不要なので、下記のチェックを外すと、選択エリアのみ表示されます。
メニュー >> ラスタ >> ジオリファレンサーを選択すると、Windowが開きます。
私の設定は上のとおりです。これ以外の設定は試していません。もっと良い設定があるかもしれませんので、皆さん試してみてくださいね。出力先は、任意の場所でOKです。なお、ダイアログ最下段の「完了時にQGISにロードする」は、必ずチェックを入れておいてください。3D表示作業への移行が簡単になります。設定が完了したら、先の市松模様のアイコンの横にあるPlay(三角ボタン)を押すと、3次元データが生成され、QGISのWndowに生成された3D画像が表示されます。※ 見た目は2Dですが。なお、先の「完了時にQGISにロードする」にチェックを忘れると、この画像は出てきません。
※ 保存した画像を読み込めばいいはずなのですが、なぜかErrorが出てしまいました。
手順7 3D表示
レイヤー設定で、生成されたイメージだけチェックをします。次にメニュー >> Web >> Qgis2threejs >> Qgis2threejs Exporterを選択すると、Qgis2threejs のWindowが開くので、あとはそこでマウスでグリグリ動かせば、任意の角度からコペルニクスクレータを見ることができます。なお、高さ方向の倍率は変更可能です。好みで設定してください。Scene >> Scene Settings >> vertical exaggerationを1.0より大きくします。
※ 下の画像は、1.2
3Dの画像イメージは、FileメニューよりPNG形式で保存できます。また、gltf形式で保存すると、Windowsの3D Viewerでグリグリさせることもできます。
その他
手順6で三角ボタンを押すと、保存先にやはりDEM(*.tif)データが生成されます。このファイルを下記のアプリで表示させることが可能です。
① SpecEyes3D Viewer : Freeのソフト。
操作は簡単ですが、あんまり3D感が出ません。操作の問題かもしれませんが。
② Surfer:地図アプリとしては有名らしい。有償ですが2週間は無料で試せます。
高機能らしいですが、結局はうまく表示できませんでした。色塗りの地図帳のような画像になってしまいます。
価格も高いので、お遊び向けではありませんね。
以上です! ご参考までに!!
月面の3D画像を作成しよう1
コペルニクス(COPERNICUS) ・クレーターの3D image 2018/3/21 撮影
月はお隣の天体ということもあり、多くの探査機が飛んでいます。探査機は、月の色々なデータを採取していますが、その中に月面の高度に関するデータがあり、測定値はネットで公開されています。以前、Alalinさんという方が、このデータを元に撮影した月面画像を3Dに変換する方法を公開していました。一度試したことがあったのですが、手順も多く、できた画像もそれほどではなかったのでそれっきりでしたが、最近になって何気に再挑戦したところ、以外と簡単にできることがわかりました。忘備録も兼ねて、その手順を公開します。なかなか遊べますよ!
今回のお題はこれ(コペルニクス)です。 ※ 上の画像の元です
手順1 高度データのダウンロード
タイトルをクリックすると、LRO探査機で取得された高度データのダウンロード先にリンクします。そこの、”LRO LOLA Elevation Model 118m”データをDawnloadします。
手順2 QGISのダウンロード
タイトルのリンク先より、QGISというソフトをダウンロードしてください。今回は全ての処理を、このソフトで行います。なお、今回使用しているのはQGIS3.4(64bit)です。
手順3 QGISの事前準備
今回の作業では、2つのプラグインが必要です。これらを使えるようにします。
① GDALジオリファレンサー:画像と高さデータをFittingさせる機能
「インストール済」を選択します。表示されたLISTにあるのですが、チェックが付いていないのでこれを有効にします。
② Qgis2thrennjs:3D表示機能
「インストールされていない」を選択し、表示されるListから探しだしてインストールしてください。
※ チェックを忘れずに
手順4 DEMデータの読み込み
手順1でDownloadしたデータを読み込みます。「追加」ボタンを押してからWindowを閉じると、画面に標高データが輝度で表示された月面MAP画像が見えるはずです。なお、データが大きいので、HDDドライブや能力の低いCPUだと、表示の変更に時間がかかる場合があります。
手順5 エリアの切り出し
月面全域の情報だと、処理が大変なので必要なエリアを切り出します。自分で撮影した画像から、必要な高さ情報があるエリアの検討をつけ下記手順で切り出します。
メニュー >> ラスタ >> 抽出 >> 範囲によるラスラクリップ >> 下記Windowが開く
Windowの内のクリップされた領域の右にありボタンを押し、「キャンパス上で領域を指定する」を選択し、マウスを使ってエリアを決めます。今回は、コペルニクス周辺を選択しました。選択後、「実行」ボタンを押すと、選択エリアがハイライト表示になります。
とりあえず、今回はここまでです。続きは、後ほど・・・
月はお隣の天体ということもあり、多くの探査機が飛んでいます。探査機は、月の色々なデータを採取していますが、その中に月面の高度に関するデータがあり、測定値はネットで公開されています。以前、Alalinさんという方が、このデータを元に撮影した月面画像を3Dに変換する方法を公開していました。一度試したことがあったのですが、手順も多く、できた画像もそれほどではなかったのでそれっきりでしたが、最近になって何気に再挑戦したところ、以外と簡単にできることがわかりました。忘備録も兼ねて、その手順を公開します。なかなか遊べますよ!
今回のお題はこれ(コペルニクス)です。 ※ 上の画像の元です
手順1 高度データのダウンロード
タイトルをクリックすると、LRO探査機で取得された高度データのダウンロード先にリンクします。そこの、”LRO LOLA Elevation Model 118m”データをDawnloadします。
拡張子がtifで8GBもあるので、ちょっと時間がかかります。中身はデジタル数値標高モデル(DEM)と呼ばれるデータで、GeoTiff形式だそうです。 ※ よく分かりませんが
タイトルのリンク先より、QGISというソフトをダウンロードしてください。今回は全ての処理を、このソフトで行います。なお、今回使用しているのはQGIS3.4(64bit)です。
手順3 QGISの事前準備
今回の作業では、2つのプラグインが必要です。これらを使えるようにします。
① GDALジオリファレンサー:画像と高さデータをFittingさせる機能
「インストール済」を選択します。表示されたLISTにあるのですが、チェックが付いていないのでこれを有効にします。
② Qgis2thrennjs:3D表示機能
「インストールされていない」を選択し、表示されるListから探しだしてインストールしてください。
※ チェックを忘れずに
手順4 DEMデータの読み込み
手順1でDownloadしたデータを読み込みます。「追加」ボタンを押してからWindowを閉じると、画面に標高データが輝度で表示された月面MAP画像が見えるはずです。なお、データが大きいので、HDDドライブや能力の低いCPUだと、表示の変更に時間がかかる場合があります。
手順5 エリアの切り出し
月面全域の情報だと、処理が大変なので必要なエリアを切り出します。自分で撮影した画像から、必要な高さ情報があるエリアの検討をつけ下記手順で切り出します。
メニュー >> ラスタ >> 抽出 >> 範囲によるラスラクリップ >> 下記Windowが開く
Windowの内のクリップされた領域の右にありボタンを押し、「キャンパス上で領域を指定する」を選択し、マウスを使ってエリアを決めます。今回は、コペルニクス周辺を選択しました。選択後、「実行」ボタンを押すと、選択エリアがハイライト表示になります。
とりあえず、今回はここまでです。続きは、後ほど・・・
2019年1月27日日曜日
撮りためたもの一挙放出
2週連続で中国出張だったので、今日は家でおとなしくしています。さてさて、昨日から撮りためた画像を放出します。太陽、金星、木星です。太陽の全球面画像は、60mm で撮影していて、プロミンネンスが見えている方がSingleスタック(26日)、無い方はDoubleスタックです(27日)。停滞期の太陽面だと、両者にそれほど差がありませんでした。拡大画像は、150mmで撮影しています。金星と木星はまだ高度が低いので、なんとなくしか模様が写りませんでした。
2019年1月21日月曜日
46P/Wirtanen (2019/1/3)
ネタ的に古いのですが、せっかく撮影したのでアップしておきます。
地球に接近したので、見かけの大きさは予想通りでかかったです。でもテールはほとんど確認できませんでした。なんと言っても、年明けに初撮影ですからちょっと遅すぎですね。機会があれば、次回はもう少し真面目に対応するつもりです。^^;
2019/01/03(JST) 21:45:43~ 60sec x 30
VSD100 (Vixen) + Reducer (100mm F3.0) , D850 (ISO3200)
IDAS LPS-D2 Filter
AP EQ (Vixen) , MGEN + 130mm Scope
地球に接近したので、見かけの大きさは予想通りでかかったです。でもテールはほとんど確認できませんでした。なんと言っても、年明けに初撮影ですからちょっと遅すぎですね。機会があれば、次回はもう少し真面目に対応するつもりです。^^;
2019/01/03(JST) 21:45:43~ 60sec x 30
VSD100 (Vixen) + Reducer (100mm F3.0) , D850 (ISO3200)
IDAS LPS-D2 Filter
AP EQ (Vixen) , MGEN + 130mm Scope
2019年1月20日日曜日
神酒の海の色彩
2019/1/13 18:28:10 +120sec
CC400(400mm F20 fl = 8,000mm)
SONYα7R3 4K(30FPS)Super35mm ISO400
2018年11月23日金曜日
口径230mmの太陽望遠鏡
口径230mmの太陽望遠鏡で撮影した、プロミネンスです。構想1年半。ようやく完成しました。ファーストライトは先週でしたが、あまり良く見えないな~というのが、正直な感想です。全体的に暗くてコントラストもよくありません。結果、細部の見え味がいまいちでした。今朝は、従来機の150mm屈折と比較しながら評価できたのですが、やはり150mmの方が見やすくコントラストもあります。正直、かなりがっかりでしたが、PCカメラで撮影した画像を処理してみると、思ったより写ります。今の所、評価は?ですね。あと、今回の機材もTECで冷却をしています。太陽撮影となると、ERFを付けていても筒内温度は周囲環境より5℃ほど上がりました。冷却システムをONすると30分ほどで安定しますが、現状のTECでは⊿4℃下げるのが限度で能力不足でした。冷却能力の高いペルチェ素子を購入しているので、そちらに交換する必要がありそうです。
課題は色々ありますが、しばらくはこの機材で遊べそうです。
(*^^*)
November 23rd, 2018, 01:50.4 (UT)
C9 1/4 XLT, ERF 230mm (AiryLab), PST MOD, BF15
ASI290MM, Prime focus (f=2350mm)
双望会同窓会にて
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