冬の天の川


先週末に撮影した冬の天の川です。オリオン座からぎょしゃ座、おうし座までを、Samyangの14mm広角レンズで撮影しました。Hαで光る赤い星雲や、暗黒星雲が入り乱れている様がわかります。
本当は、望遠レンズでM42を撮影する予定でしたが、風が強くてガイドに失敗する可能性が高いと思い、急遽、広角に切り替えました。天の川をメインにして構図を決めたので、オリオン座がやや傾いています。
とは言っても、せっかくここまで来たのだからと、結局は200mmの望遠レンズでも撮影してみました。が! やはり無謀だったようで、大半のフレームで星がラクビーボール状になっていました。月も出てきたので、0:30に撤収です。

今回の画像処理ですが、DeepSkyStacker(DSS)なるフリーソフトを使用してみました。スタック処理専門のソフトで、撮影した画像を指定して、いくつかの設定を行うと、後は勝手にスタック処理をしてくれます。SI6にもその機能はありますが、以前、ここにアップしたバラ星雲付近の画像を24枚のスタック処理を実行させた結果、綺麗には重ならず、4枚毎に処理して最後はマーカーを打って重ねました。その点このDSSは、このときの画像をいとも簡単に重ねてくれます。これで無償とは・・・ とっても便利なので、是非お試しを。 (^-^)/

2月2日 伊豆達磨山
EOS60Da、Samyang14mm(F5.6)+CLSフィルター
ISO 800、露出300sec×16コマ
SKYMEMO-Rによる自動追尾

2013/02/10 画像入れ替えました

コメント

米山誠一 さんの投稿…
2日は自宅でも風が強く望遠鏡を出すのが無理な状態だったので、伊豆の山では立っているのも大変だったのではないでしょうか。
Samyang14mm、シャープな写りで良いですね。
冬の天の川と星雲が目一杯写っており素晴らしいです。
フラット処理がしっかり決まっていますが、フラット画像を撮影されて処理されたのですか。
画像のコンポジットにはいつも手間がかかっています。
私の低性能のPCではSI6で処理可能な画像は3画像が限度なのでコンポジットは常に2枚づつのトーナメント方式です。
DSS、良さそうですね。ダウンロードして試してみます。
@hasyama さんの投稿…
風はホント!強かったです。ノートPCの開いたら、風を受けてテーブルの上を滑っていく時もありました。それでも、風邪が弱くなるタイミングもあったので、200mmを試してみましたが、無謀でしたね・・・それでも意固地になって4枚だけスタックしてみました。後でアップする予定です。Samyang14mmは、ピント位置や独特の歪曲収差などの問題がありますが、コストパーフォーマンスは文句なしです。ちなみにフラット処理は、Pixinsightのバックグラウンド補正(DBE)(http://blogs.yahoo.co.jp/kawau2/9621948.html)で行っています。設定が難しくて意味不明なまま使用していますが、そこそこ処理してくれます。ただし、絞りを開けていくと、やはり修正ソフトだけでは難しくなります。フラットデータも撮ろうと思っているのですが、時間ばっかり過ぎていきます。この画像はF5.6なので、ある程度は軽減されています。また、端部の減光域が大き箇所は切り捨ててあるので、よりフラットなように見えています。
最後に、DSSのパラメータは、デフォルトでもきちんと機能しました。スタック処理もそんなに遅くはありません。さらに、細かい設定をすればさらなる向上の余地がありそうです。新しいSI7も、スタック性能が向上しているようなので、いずれまとめてみたいと思っています。