太陽撮影システム1 (白色光)




昨年から始めた太陽撮影ですが、知識が伴わないままグッズだけは増えていくばかりです。今回は、私が使用している機材の紹介をします。

*** 白色光 ****
白色光の撮影は、BORG125mmSDとBaader製のハーシャルプリズムの組み合わせで行っています。望遠鏡が2本見えていますが、左の望遠鏡の接眼部に見える天頂プリズムのような白い物がそうです。昔でいうサンプリズムの高級品バージョンです。反射面が無メッキのガラスなので入射光の95%が素通りし、残り約5%の光が反射されます。この光をさらにOD3.0のNDフィルターで減光することで、実用的な光量を得ています。さらに、シーイングに合わせて、540nm/半値幅10nmの緑色のナローバンドフィルター(コンティニュアムフィルター)や近赤外フィルターを使用して波長を絞り、パワーメイト4xまたは5x+モノクロCCDカメラ(DMK51AU02)で撮影します。この組み合わせは、ツボにはまると素晴らしい画像を結びます。下記の画像は、前々回に公開した画像の元データです。動画から切り出した最良画像のフレームで、スタックも画像処理もしていない生の画像です。
ハーシャルプリズムの欠点は、それ自体で光路長が120mm必要なため、バックフォーカスに余裕のある鏡筒でないとピントがでません。私のBORGも、標準鏡筒では長すぎてピントが合いませんでした。125mm用の短鏡筒も売っているのですが、価格が高いので、付属のアダプターを外して薄型のネジ変換ブラケットを作成し、それにヘリコイドMを取り付けています。また、焦点側で減光しているわけですから、反射光学系での使用も不可です。価格が高いのも難点ですが・・・
ハーシャルプリズム以外の減光方法を私は試したことがないので、あんまり大きなことは言えませんが、黒点の拡大撮影を検討している方にはおすすめの一品です。 




コメント

米山誠一 さんの投稿…
ハーシェルプリズムは太陽撮影には最適と思っていますが、入手し難く高価なので諦めています。
注意しないと火傷や物を焦がすことも有りそうですね。
近赤外で撮影するとシーイングの影響は少なくなるけど、コントラストが落ちませんか?
@hasyama さんの投稿…
価格がネックですよね。私は、海外から直輸入しました。透過する95%の光は、セラミック面に吸収されますが、思ったほど熱くはなりません。通常の使用方法の範囲であれば、そのあたりは問題ないと思います。

近赤外での撮影ですが、下記の画像はIR-Passで撮影しています。可視と近赤外、どちらがより有効化は、今後の撮影で判断していこうかと思っています。

http://niwasaki.blogspot.jp/2012/07/711.html