2015年6月5日金曜日

Lovejoy彗星と北極星その2 5/27


5/26の翌日も撮影しに行ってました。でも平日連チャンは流石にきつく、翌28日は会社で半ボケ状態でした。我がことながら、会社の先行きを心配してしまう今日この頃です。

前日はBorg125SDで撮影しましたが、やはりFが暗いので、この日はレデューサ無しのVSDで撮影しました。背景に分子雲が浮き出るぐらいまで処理を強くしています。見てのとおり元画像は分子雲だらけで、ムラと混ざってグチャグチャでした。でも、彗星の尾が以外と伸びているのが見て取れます。この時北極星と彗星の離隔は1.1°ぐらいなので、尾は0.5°ぐらいありそうですね。
Lovejoy彗星はしばらく、北天を移動するのでほぼ一晩中観察できます。次回、6月の新月頃に撮影する予定です。 
 ※ 晴れないかな・・・


撮影時刻 2015/5/28 1:18~
撮影地 富士見高原
Vixen VSD100(F3.8)、SONYα7S ISO3200, 30sec x 58pics
DSS(Comet/Star Stacking)+Pixinsght+Photoshopで処理

5 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

平日のど真ん中に彗星撮影で徹夜とは、執念ですね。それでも翌日は休まず勤務とは体力も凄い!
撮影された画像、分子雲と彗星のコントラストが素敵です。彗星の尾が円形に広がっているように感じます。
天文ガイドに出せば入選間違い無しでしょう。

mead 16inch さんのコメント...

モクモクがいいですねえ。今度お供させていただいてぜひノウハウを学ばさせていただきたいです。

@hasyama さんのコメント...

ヨネヤンさんへ
分子雲は浮き出ているのですが、露出が短いので、ここまでやると背景が汚くなってしまいます。
ここらから先が、なかなか綺麗にまとまりません。あと、DDSのStar/Cometスタックとは違う方法を
試しています。今回、彗星基準で撮影した画像で分かったのですが、途中でカメラが動いたようで、
星の航跡がL字になっていました。そこから彗星を切り抜いたので、星を消した跡がうっすらですが
L字に拡がってしまいました。星が非対称で滲んだように見えるのは、その部分が強調処理で浮き出て
きたためです。なかなか難しいです。

@hasyama さんのコメント...

長岡君へ
分子雲だけの撮影なら、ISO1600-1分で3~4時間寝て待てですね。来週晴れると良いのですが、
ダメならどこかに集まって、画像をチマチマいじくりましょうか?

mead 16inch さんのコメント...

ぜひよろしくお願いいたします。