天城高原で撮影した、NGC1499、IC348、M45です。
85mmで、メジャーな星雲・星団がぎりぎり視野の両端に配置できるので、よくばってしまいました。さらにはステラナビゲータを見ると、その中央付近にIC348があります。構図はこれでOK! というノリで撮影をしてみましたが、現像してみると、中央付近には何かの痕跡が辛うじて写ってるだけでした。よくよく調べてみると、IC348は非常に淡い星雲とのこと。下調べは重要ですね。
(今回の反省)
リニア彗星を撮影しに行ったのに、望遠レンズを忘れた。相変わらず忘れ物が多い。
(追記 1/15)
M42周辺を追加しました。
これも少しヘンテコな構図ですが、馬頭~IC2118までを1枚に入れました。淡い星雲はもっと露出しないと浮き出てこないのを、実感できました。また、上下の画像で色調が異なるのも×ですね。Hα域が赤過ぎてしまいました。
1月12日 伊豆天城高原
EOS60Da、Sigma85mm F1.4(F4)+CLSフィルター
(上)ISO 800、露出300sec×8コマ、ISO1600、露出300sec×4コマ
(下)ISO 1250、露出300sec×8コマ
SKYMEMO-Rによる自動追尾
6 件のコメント:
カリフォルニア星雲とスバルがしっかり収まっていますね。
ちょっと窮屈な感じですが、性格の違う両者が面白く感じられます。
それにしても60DaはHα星雲の写りが良いですね。欲しくなります。
IC348は、かなり淡いので、望遠鏡で長時間露出が必要ですね。
Hαは確かによく写りますね。今回の撮影で、皆さんが3時間オーバーとか露出をしている意味が実感できました。メジャーな対象以外は、とにかく淡いのですね。デジタルで高感度だからと、勝手に思っていたのですが、撮影対象の敷居も上がっているのですね。
馬頭星雲から魔女の横顔までの画像、コントラストが強めなのとノイジーな感じですが、淡い星雲が浮かび上がっていると思います。
画像処理に慣れた頃に再処理されたら見違えるような仕上がりになると思いますよ。
対象が面積のある淡い天体という点が、惑星とはやや異なりますね。M42周辺は、画像処理は破綻気味でしたが、どの程度の情報が隠れているのかが確認できました。最初の段階では、魔女の横顔がほとんど確認できず、がっくりでした。やけくそ気味で処理し直したところ、情報としては含まれているのが確認でき、少し安心したところです。みなさんが、色々と苦労して絵作りしていることが、ようやく実感できました。次回は、たっぷり露出で再挑戦です。
追伸)
ヨネヤンさんのブログで、夜露について記載してありましたが、対策方法はいかに?私は、下記のヒーターを購入して、エネループ×8本で駆動しています。ふたご群、天城高原の撮影とも夜露はつきませんでした。
http://www.geocities.jp/tpkkagato/syouhin/hi-ta-.htm
山崎さんが記載されたサイトのタイプ1と同じ物を5本保有しています。
10数年前に揃えたのでその頃は無かったタイプ5や6は便利そうですね。
夜露が降りそうな時は、撮影前に装着していますが、タイプ1はバッテリーからのコードが邪魔になるので、出来れば使いたくない感じです。
乾燥して夜露が降りそうも無い時は装着せず、曇り出したら貼るタイプの使い捨てカイロをレンズの外周に貼り付けセロテープで固定しています。
これが結構効果があり、一晩曇る事はありません。
12日の夜は、時々ファインダのレンズをチェックしていたのですが、ファインダのレンズが曇らないのにカメラレンズは曇っていました。
やはりお持ちでしたか。多分、ヨネヤンさんのことだから知っているとは思いました。
タイプ1は私も持っていますが、やはり使いにくいので使用していません。タイプ5,6は便利です。SKYMEMO程度の撮影機材であれば、三脚トレイに電池BOXが置けますから。大型の赤道儀の場合は、マジックテープで電池BOXを貼り付けられるようにしています。(今のところ出番は無いですが)
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