2013年1月20日日曜日

バラ星雲付近の結果


24枚の画像をコンポジットしたバラ星雲付近です。
300sec×24枚を処理しましたが、正直、最初の印象は、「2時間分も露出したのに・・・」という感じです。ノイズレベルがフラットになっているのは確認できましたが、星雲の印象はあまり変化なし。もっと、明確になるもとの思っていました。そんな画像をこねくり回した結果、なんとかここまできました。ちょっとやりすぎですが、相変わらず星雲がベタ塗りの赤っぽい画像になってしまいます。現時点での私の知識では、ここが限度のようですね。同じようなエリアを、同じような光学系で撮影したものには、もっとえぐい画像なのに、階調がとてもなめらかなものがあります。まだまだやるべきことがありそうです。


2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

残雪が残りアイスバーン状態の道をノーマルタイヤで行かれたのですか。良く行かれましたね。
5分露出で24枚、2時間の露出とは思えない星雲の写り、驚きです。
難物のバラ星雲の東に広がる淡い星雲がこれだけ浮かび上がるとは、相当強めの処理をされたのでしょう。
ただ、赤い色を強調し過ぎたのでカラーバランスが崩れていると感じられます。
コーン星雲には青いガスも含まれており、コーン星雲の西にあるカタツムリ星雲は青いガスなので、赤が強過ぎると感じます。
赤い色にこだわらず、元画像の現像時にバックがニュートラルグレーになる様、RGBのレベルを揃える美しい発色になるのではと思います。

@hasyama さんのコメント...

伊豆を東西に移動するルートは、比較的通行量が多いだろうと思い、ダメ元で行ってみました。無理そうであれば別の場所に移動するつもりでしたが、思いのほか、凍結路の走行は安定していました。さすがに、天城高原はパスしましたが。
今回の画像は、淡い星雲の情報をどうやったら引き出せるかの練習でした。今回分かったのは、単純にトーンカーブやヒストグラムの調整だけでは、淡い部分をうまく引き出せないという点です。やはり、星雲用のマスクを作成して、そこだけを強調処理して、はじめて淡い部分が明瞭に浮き出てきました。今回は、R成分限定のマスクだったので、Rのみの極端画像になっています。今後は、RGBで処理を適切に行うこと、マスクの作成方法をつめることが必要そうです。そして、このような処理をしながら、ヨネヤンさんの言うところの、背景をニュートラルグレーに合わせ込む・・・。雑誌を賑わす方々は、画像処理の職人ですね。つくづく思いました。