2012~2013年の木星は、夏場の好シーイングの影響で、前半は盛り上がりました。でも、10月以降は、体調不良などやシーイングの悪化から、一気にしぼんでしまった感があります。雑誌への応募も、8、9月は視直径がまだ40"程度だったので、もう少し大きくなった頃の好シーイング画像を処理して送ろうなどと思ったのですが、結局は、だらけているうちに衝も過ぎてしまいました。
中途半端な総括はさて置き、今回アップした画像は9月10日(UT)に撮影したもので、この時期、もっともシーイングが良かった日の一つです。なぜか、今年は大赤斑が正面に来る位相では、あまり良い画像が撮影できませんでした。一年に数える程しかないシーイングに恵まれた日なので、ちょびっと残念です。
さて、シーイングが良いと当然ながら細かい模様が明瞭に見えてきます。私は、L・R・G・Bを全てフィルターで分けて撮影していますで、中央のRGB画像も、元はモノクロカメラで撮影しています。惑星の撮影方法は、主に3つのパターンに分類されます。
① カラーカメラで一気に撮影する方法。 (一発撮り)
② 模様をモノクロカメラ。色をカラーカメラで撮影する方法。 (LRGB合成)
③ モノクロカメラ+L・R・G・Bフィルターで撮影する方法。 (RGB合成、LRGB合成)
どの方法が最適なのか、時々議論されることがありますが、各自、撮影方法に対するこだわりがあるので、これがベストという結論は出ていません。特に数えたわけではありませんが、日本国内は①,②の方が多いです。私は③ですが、少数派でしょうか。海外は割と③が多いです。 ※ 知っている観測者が限られているのも要因とは思いますが
さて、ここからは個人的な感想を書こうと思ったのですが、結構長くなりそうなので(実際、かなり長い)、何回かに分けて書いてみたいと思います。
中途半端ですが、本日はここまでです。 (o・・o)/
どの方法が最適なのか、時々議論されることがありますが、各自、撮影方法に対するこだわりがあるので、これがベストという結論は出ていません。特に数えたわけではありませんが、日本国内は①,②の方が多いです。私は③ですが、少数派でしょうか。海外は割と③が多いです。 ※ 知っている観測者が限られているのも要因とは思いますが
さて、ここからは個人的な感想を書こうと思ったのですが、結構長くなりそうなので(実際、かなり長い)、何回かに分けて書いてみたいと思います。
中途半端ですが、本日はここまでです。 (o・・o)/
2 件のコメント:
昨年の夏は本当にシーイングが良かったですね。
それにしても見事な写りで見入ってしまいます。
私はカラー一発撮り派です。
③の各色フィルタで撮影するのが理想と思いますが、自転が早い木星や土星では時間的な制限があると感じています。
WinjuposのDeloatationで対応されているのでしょうか。
掲載された画像ではL画像とRGB画像ではイオの位置が
違っており、LRGBではL画像の位置になっていますね。
またイオの左に写っているバージ状の暗斑から右に伸びるヒゲ状の模様など、L画像とRGB画像で写りが異なる部分が幾つかあると感じられます。
その様な違いもLRGBにするとL画像のイメージに変わってしまうので、私はLRGBにはいまだに抵抗感があるのです。
ヨネヤンさんはカラー一発撮りなので、色相が安定していますよね。安定した色の再現は、惑星撮像において重要なポイントだと、最近認識しています。 ※私は、まだ徹しきれていませんが
私は、別のアプローチで色について攻めていこうかと考えています。※ 現時点ではまだ妄想段階
話変わって、この画像はWinJUPOSを利用しています。というか、元々はそのアプリについて記述する予定でしたが、なぜか合成方法に話が飛んでしまいました。
シーイングが良好な時の画像は、色々な処理の結果が分かりやすいので、不定期ですが、いくつかテストした結果を載せてていきたいと考えています。
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