2016年1月27日水曜日

バラ星雲の南側

カタリナ彗星の合間に撮影したのですが、いくつかがほったらかしになっていました。そのままお蔵入りさせるのもなんなんで、処理してみました。バラ星雲と南側に位置する散光星雲です。バラ星雲の上にはコーン星雲があるのですが、300mmでは一発で入らないので下狙いになりました。今回はフラットに気をつけて処理したのですが、バラ星雲自体がかなり硬調になってしまったかな。星雲は難しいですね・・・

バラ星雲:NGC2237,  その下:Sh2-280,  一番下:Sh-282
2016/01/13(JST) 23:45~ (30sec x 260pics)
VSD100(F3.8)+レデューサー F3.0 f = 300mm
SONY-A7S ISO6400, (冷却温度-20℃)
AXD赤道儀, 天城高原にて




4 件のコメント:

mead 16inch さんのコメント...

こんな隠し球があったんですね。まばゆいバラ星雲です。F3.ISO6400で2時間の成果ですね。

Unknown さんのコメント...

これでもかと思うほど淡いガスまで写っており見応え満点です。
南東方向にもう一つあり、バラの下に蕾が3つ連なっていますよ。
明るく仕上げた関係か、色の深みが浅くなった様に感じました。

@hasyama さんのコメント...

長岡君へ
実際は3時間近く露光していたのですが、意外と薄雲が流れていたのと、後半は高度も低くなり写りもよくないことから、1時間分程度は捨てました。そんな画質だったので放置していました。気に入らないところは多いのですが、フラット処理の勉強にはなりましたね。

@hasyama さんのコメント...

ヨネヤンさんへ
本当は、もっと淡いところを狙っていたのですが、上記理由から処理を後回しにしていました。今回の画像は、ダーク・フラット処理をした後も、そこそこ色むら等が残っていました。今までは、いきなりフラットエイド等で処理していたのですが、それだと面積のある天体の淡い部分は、けっこう消えてしまいます。今回は、PSでかなりつめてから、大きな色むらだけを一括で処理してみました。その結果、以前よりかは機械的な作業で処理できたと思います。なんにしろ、完璧なフラットというのは難しいですね。