アルプス山脈の長い影


久々の月です。日曜日の夕方から撮影できたので、あちこちと地形めぐりをすることができました。
特にアルプス山脈の日の出風景は、長い影が伸びていて印象的でした。

地名一覧
 右下のクレータ                   : カッシーニ
 アルプス山脈の突端(カッシーニの左やや上)  : アガシ岬(名前あるのですね)
 アガシ岬のとなり(左上)              : デビィユ岬
 さらにその左上                   : モンブラン(まさにアルプス)

また、画面中央下に見える、真っ白な地形はピトン山(高さ2,250m)です。暗い中、この山頂が異様に赤明るく光っていました。実際、撮影時のピトン山周辺はもっと暗い印象です。影を強調するため、周辺の輝度をやや上げました。
太陽もそうですが、月面の欠けぎわもなかなか目で見たとおりの印象に仕上げるのはむずかしいです。

DK125 (318mm, F20)
ASI120MM + R-Filter
30sec×2pics (欠けぎわを露出を変えて2枚撮影しHDR合成)

コメント

ミュートン さんのコメント…
hasyamaさん、こんばんは。

Rのフィルターを使用することの意味を
教えて下さい
屈折でしたたらYを使うのがベストでしょうか
的外れの質問でしたらすみません。


RB星 さんの投稿…
こんばんわ なかなかの解像度と切れの良い影ですね。
 また質問です。
 HDR合成は白飛び解除の目的ではないのでしょうか。
ER34 さんの投稿…
hasyamaさん、こんばんは。
すさまじい立体感の月面写真ですね。
まるで探査機から撮影した写真のようです。
月は、天体写真を始めたころに何度か撮影したことがありますが、満月写真をスチルで写すだけで何となく満足して、その後、全く写さなくなってしまいました。
最も身近な天体なのに、勿体無いですね。
これほどの写真は到底無理ですが、私も真似事をしてみたくなりました。
素人コメントで申し訳ありません。
@hasyama さんの投稿…
ミュートンさんへ
反射光学系の直焦点なので、当然ですが、色収差の軽減ではありません。根拠は曖昧ですが。次の2点ぐらいでしょうか?
① 長波長側の方が、多少なりともシーイングの影響を軽減できます。惑星をRGB分解して撮影していると、シーイングの影響でR→G→B順に解像度が低下していきます。私が6/10以上のシーイング判定をする場合は、B画像の解像度で決めています。この経験から、シーイングが4/10程度の場合、R画像で撮影した方が無難と思いこのフィルターで撮影しました。

② 大気分散の影響の軽減もあります。月の撮影時はウエッジプリズムを外しています。理由は特に泣く、気分の問題でしょうか。ただ、月も波長域を広くと取ると、大気による分散の影響はあるので、波長を絞る意味もあります。

長くなりましたが、こんな理由からです。
@hasyama さんの投稿…
RB星さんへ
コメントありがとうございます。HDRの件は、ご指摘のとおりです。
 以下言い訳
撮影時は、ピトン山の明るさが際立っていたので、よし!HDRだと、露出を変えて撮影しようとしたのですが、ピトン山を飽和させない範囲まで露出を軽減していくと、周辺がほとんど写りません。元々は影側が撮影時の対象だったので、明るいピトン山は、もういいやと戦意喪失してしまいました。白問飛びが残っている理由は以上です。それでも、暗部を強調した画像を撮影していたので、通常露光と合わせてHDR処理をしてみました。
次回は、もう一工夫してみます。
@hasyama さんの投稿…
ER34さんへ
伸びた影がとても綺麗でした。
この前、とある理由で過去の履歴を調べたのですが、月・惑星は2009年頃から始めました。私の天文歴は39年になるので、過去35年、月や惑星はまったくの対象外でした。月食以外で月を撮影した記憶は、中学生の頃の1度だけです。しかし、現在は状況によっては惑星よりも優先する場合があります。好シーイング時に月が見せてくれる無機質な風景が、とても好きになりました。最新機材で、ぜひ一度撮影してみることをおすすめします。