Uターンして下山している最中も、多くの車が山頂でのサンセット目指して昇っていきます。大半はツアーの大型車かJeepでしたが、なかにはセダンも・・・。逆行している我一家は、道路途中のスペースを見つけて、そこを陣取りました。サンセットは山陰で見られそうにありませんが、正面には見渡す限りの雲海、その先にマウナ・ロアと絶好のロケーションです。家族一同写真撮りまくりで、この絶景を楽しむことができました。
D810A+SP15-30mm(15mm:F4)1min×3枚 ISO1600,SKYMEMO-R
※ けっこうなガイドミスあり。15mmの1min露光ですが、足元が砂地状なので極軸がズレたようです。
記念撮影程度にはなりましたが残念・・・
そして圧巻だったのは、黄道光。日本だったら、どこかのサーチライトか?思ってしまうほどの明るさでした。ちなみに先ほど冬の天の川は、黄道光より前に撮影しています。見てのとおり、薄明が残っている時間帯なのにこの星空ですから、抜けの良さが分かると思います。
マウナ・ケアは22:00以降の入場は制限さえれているようなので、余裕を見て21:00頃に撤収する予定でしたが、19:30頃から嫁さんの体調が悪化し始めました。軽い高山病になったのかもしれません。無理をしてもしょうがないので、薄明終了を待たずに撤収となりました。撤収をしている最中ですが、山頂から車がどんどん降りてきます。サンセット以降は、山頂から閉めだされるようですね。我々は、それらの車群が一段した頃に下山を開始しました。高度が下がるにつれて嫁さんの体調もよくなり一安心していると、あちこちの道路スペースに先ほどのツアーの車が止まっていました。どうやら下山途中に星空観望会を開いているようです。うちらは山頂行きを諦めた分、期せずして場所取り合戦は完勝となっていたようです。そんなこんなで、20:00過ぎにオニヅカ・センターに戻ってきました。出発時は雲の中でしたが、この時間は快晴で素晴らしい星空が広がっています。しかも大型の望遠鏡が5台程度稼働していていました。嫁さんの体調も回復したようなので、あと少しとお願いして望遠鏡をいくつか覗いてみました。最初に見たのは、C-11での木星です。良好なシーイングを期待したのですが、時間的にはまだ20:00。高度が低いせいか、SEBとNEB以外は、あまりよく見えませんでした。その後M42、M81などを見ましたが、もっとも良かったのはやはりM42でしたね。C-11なので視野一杯に広がっていましたが、コントラストが良いので、非常に階調豊に見えます。残念なのは、光軸が少し狂っていたことでしょうか?星がやや楕円になっていました。
こうして、山崎家のマウナ・ケアへのプチ遠征は終わりました。星空に関しては、まさにプチ体験になりましたが、その片鱗には触れることができたので、満足な旅路となりました。
最後にアロハ!なドルフィンツアーの画像をアップして終わりにします。それこそたくさんのイルカを見ることができました。 みなさんも是非!!
2 件のコメント:
やはり雲海の上で満天の星空を堪能できたのですね。
標高3000mを越えた山の上、周囲に都市明かりが無い空は最高だったことでしょう。
やはり死ぬ前には行かねば。その時は酸素ボンベを持っていこう!
星空とハワイの海を満喫でき、素晴らしい旅に拍手!27日の報告が楽しみです。
ヨネヤンさんへ
テンションMAXのブログで申し訳ありません。(^^;) やはり、マウナ・ケアの星空は一級品でした。できれば、薄明終了後の1~2時間ぐらいまでは粘りたかったのですが、今回はすぱっと諦めました。
ハワイ島は絶対におすすめですよ。羽田からの出発できるようになったので、アクセスも楽です。ぜひ!!
27日は、ハワイ全般で星を見る方法をお話するつもりです。お楽しみに・・・
コメントを投稿