2016年3月24日木曜日

SER Playerのご紹介

最近のCMOSカメラは10bit以上のADを保有する物が多いのですが、惑星撮影時にaviで保存すると8bitに変換されてしまいます。まぁ、通常のCMOSセンサーで得られる画像のSNRは40~50dB程度なので、理屈からすると十分なはずなのですが、なんとなくもったいない感はありますよね。その場合"ser"形式で保存すれば16bitまでのデータを記録することができます。ただ欠点として、データ量が大きくなるのと、映像が専用アプリで開かないと確認できない点でした。
不便だな~と思っていたのですが、やっぱり世の中は広い。その名もズバリ、"SER Player"というのがありました。ライセンスはフリーのようで、これをインストールしておくと、serのサムネイルが中身を反映した表示になり、Wクリックするだけで動画として再生することができます。撮影した動画の確認が超簡単になるので、お勧めします。また、OS X, Linuxにも対応しています。


4 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

SER Playerなるソフトの情報、有難うございます。
時々、試しにSERで撮影しますが、データ量が多くなる割に、AVIとの差が感じられないとの実感でした。
ただ、まれにAVIだとRegistaxやAS2で処理できないことがあり、その時はSERなら正常にしょりされた事がありました。

@hasyama さんのコメント...

ヨネヤンさんへ
私もその差らしきのを感じたのは、今のところ金星の撮影時ぐらいです。強めの処理をすると、欠け際の階調がリング状になっていたのが、ser画像だと目立たなくなりました。また、ASI224MCのような新しいカメラを評価する時は、aviとserで撮りためて比較しています。今のところ差があるかは不明ですが・・・

Unknown さんのコメント...

初めまして。tobosakuと申します。
5年遅れのコメントですみません。こちらの記事を拙ブログで引用させていただきました。
AVIとSERの選択、参考になりました。またご紹介されているSERPlayerも早速導入して便利になりました。

https://tobosaku.blog.fc2.com/blog-entry-444.html

@hasyama さんのコメント...

こんにちは、tobosakuさん
SER Playerは、かなり便利ですよね。動画の切り出しなどにも使用できますよ!
ブログ拝見しました。ベイヤーですが、AS!3なら、通常は自動認識してくれのですが・・・
ser形式でも、指定する必要がありますか?